青龍寺(昭和大仏)

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2017/10/18(8:05,8:06)
高野山青森別院「大師堂」と「青龍寺」有料区域への参道。
全仏山「青龍寺(せいりゅうじ)」は、JR「青森駅」から東南東に約7.4kmの
青森市桑原にある高野山の青森別院である。
昭和57年(1982)の創建と比較的新しいため、国宝級と呼ばれるような建物などはないのだが、
別名「昭和大仏青龍寺」とも呼ばれ、境内には、高さ21.35mと奈良の大仏をも凌ぐ
日本一の大仏(青銅座像)が立つ。
また、宮大工「大室勝四郎」が手掛けた、青森ひば造りの「五重塔」は、高さが39.25mと
日本では第4位、京都以北では最大となる「木造五重塔」である。
左の写真、「大師堂」は、駐車場(無料)に隣接し、参拝受付手前の無料区域にあり、
1階は、永代供養の納骨堂。2階は、写経道場として開放されている。
右の写真、参道の右に「寺号標」。奥には、朱色の「極楽橋」が見える。
右の写真をクリックすると「境内図」が表示されます。
この境内図は、1,200x900ピクセルあります。
境内図の文字を読みたいときには、表示された画像をクリックし、スクロールバーをご利用下さい。
2017/10/18(8:08)
参拝受付の先正面に「金堂」。
「極楽橋」を渡ると、左に参拝受付。
正面に「金堂」がある。
「金堂」は、青龍寺の中心となるお堂で、
本尊は、「大日如来(胎蔵界)」。
内陣の裏廊下には、高野山に伝わる国宝を
模写した「阿弥陀聖衆来迎図」が祀られる。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2017/10/18(8:10)
「開山堂」。
青龍寺の開山主「織田隆弘大和尚」を祀る。
開山主「織田隆弘大和尚」は、大正3年(1914)、
弘前市に生まれ、昭和23年(1948)、青森市
茶屋町に「高野山青森別院」を建立。
昭和57年(1982)、全仏山「青龍寺」を創建し、
今日の「青龍寺伽藍」の基礎を築く。
平成5年(1993)、「金堂」の完成を見届けて
遷化(世寿80歳)とある。
写真をクリックすると「開山織田隆弘大和尚
尊像」が表示(450x600)されます。
2017/10/18(8:11)
「金堂」の中に入る。
2017/10/18(8:12)
「金堂」の内陣。
須弥壇には、本尊「大日如来」を中央に、
五体の如来像。
その周りにも、「虚空蔵菩薩」他、複数の
仏像が安置されている。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2017/10/18(8:13)
内陣左側の廊下。
写真左から、「十七条憲法」、「聖徳太子絵図」、
「真言八祖絵図」の内、四祖の絵図。
「十七条憲法」は、聖徳太子が制定した、
わが国初の成文法。
「真言八祖絵図」は、密教の教えを日本へ伝え、
広めた八人の祖師で、内陣左右の廊下に分けて
祀られている。
写真をクリックすると内陣右側の廊下に祀られる
「真言八祖絵図」が表示(600x450)されます。
2017/10/18(8:14)
内陣左側の廊下から見る、枯山水「忘帰庭」。
順路案内板には、
「廊下からご鑑賞下さい」とある。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2017/10/18(8:15)
胎蔵界「大日如来図像」。
内陣裏側の廊下に祀られる。
2017/10/18(8:16,8:17)
内陣裏側の廊下に祀られる「阿弥陀聖衆来迎大絵図」。
この絵図は、高野山霊宝館に収蔵される国宝「阿弥陀聖衆来迎図」を模写したという。
左の写真をクリックすると絵図中央に描かれる「阿弥陀如来」の部分を切抜く画像(450x600)が
表示されます。
右の写真をクリックすると拡大写真(600x450)が表示されます。
2017/10/18(8:16)
「釈迦成道図」。
内陣裏側の廊下に祀られる。
2017/10/18(8:21)
「金堂」の外で見る、枯山水「忘帰庭」。
「五重塔」は、青森ひば造りで、高さ39.25m。
木造の五重塔としては、京都以北で最大だという。
写真をクリックすると縦に撮る「五重塔」が
表示(450x600)されます。
2017/10/18(8:23)
五重塔を建てた「大室勝四郎」の像。
2017/10/18(8:24)
「五重塔」の概要と建立趣意等。
写真をクリックすると「五重塔建立趣意」が
表示(1,000x600)されます。
なお、表示される「五重塔建立趣意」は、
一部文字が崩れ、読みづらくなっています。
2017/10/18(8:25)
「昭和大仏」に向かう。
参道脇には、一年に何度でもお参りできる
「年間フリーカード」の立看板が立つ。
2017/10/18(8:26)
湯茶接待所「洗心庵」。
そば、うどん等の食事や飲物。お守りや雑貨等の
土産物とロウソクや線香を扱う売店がある。
2017/10/18(8:27)
「水子供養」。
山の斜面には、色とりどりの風車が並ぶ。
2017/10/18(8:27)
「鐘楼堂」。
2017/10/18(8:28)
「水かけ地蔵」。
水子と先祖の冥福を祈る2体の地蔵菩薩が並ぶ。
2017/10/18(8:30)
手前に「清龍の滝」、中央に「延命地蔵尊」。
奥には、「水子供養」の風車が並ぶ。
「清瀧の滝」の前の池には、「童地蔵」が3体。
「延命地蔵」の左の手は、基壇に置かれた
「如意宝珠(なで宝珠)」と紐で結ばれ、
参拝者は、基壇の「如意宝珠」を撫でると
10種の願いを叶えてくれるという。
写真をクリックすると「延命地蔵尊」の
写真(450x600)が表示されます。
2017/10/18(8:30)
「ボケ除観音」。
この観世音菩薩は、「呆け」を除き封じて
くれるという。
2017/10/18(8:30)
参道奥に、「昭和大仏」。
「昭和大仏」は、写真中央付近に青く見えている。
2017/10/18(8:32)
「昭和大仏」。
昭和59年(1984)造立。
高さ21.35m。幅15m。重さ220㌧。
青銅座像としては、日本一を誇る。
写真をクリックすると縦に撮る「昭和大仏」が
表示(450x600)されます。
2017/10/18(8:34)
「昭和大仏」の中(胎内巡り)に入る。
2017/10/18(8:35)
「地獄極楽絵図」。
一階外回廊には、地獄、餓鬼、畜生、修羅、
天の世界を描いた「地獄極楽絵図」が掲げられ、
これは、「生きている間も死んだ後にも、
このような恐ろしい世界へ落ちていかないために、
善因となる心と行動と言葉を心がけなければ
ならない」という仏教の教えだという。
2017/10/18(8:37)
「野内小学校6年生」の作品。
「寄贈 野内小学校 昭和61.11月
 6年生の皆様より」とある。
写真をクリックすると作品の部分を切り抜き、
傾きを補正した画像が表示されます。
この画像は、650x1,200ピクセルあります。
画像の詳細を観たいときには、表示された
画像をクリックし、スクロールバーをご利用下さい。
2017/10/18(8:37)
「十二支一代守り本尊」。
一階内回廊には、干支(えと)に縁の深い仏様
「十二支一代守り本尊」が祀られる。
写真は左から、午年:勢至菩薩、酉年:不動明王、
戌、亥年:阿弥陀如来。
他には、壁面に、子年:千手観音菩薩、
丑、寅年:虚空蔵菩薩、卯年:文殊菩薩、
辰、巳年:普賢菩薩。
内陣に、未、申年:大日如来が祀られる。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2017/10/18(8:39)
「大日如来」。
大仏胎内一階の中心(内陣)には、未年と申年の
「十二支一代守り本尊」であり、「昭和大仏」の
原型でもある「大日如来」が奉安されている。
2017/10/18(8:41)
二階に上がる。
2017/10/18(8:43)
「殉国英霊」慰霊の間。
大仏胎内の二階は、戦争犠牲者を供養し、
永遠の平和を祈念する「殉国英霊」慰霊の間と
なっている。
2017/10/18(8:44)
大仏胎内の二階上部(天井)。
「慰霊の間」は、大仏の掌(てのひら)の下に
あたるという。
写真をクリックすると拡大写真(450x600)が
表示されます。
2017/10/18(8:46)
「青龍寺」で行われたコンサートの出演者等が
残した色紙や写真。
「青竜寺」では、クラシックやジャズ等の
コンサート「青龍寺コンサート」が不定期に
開催されている。
2017/10/18(8:49)
「昭和大仏」の左に「護摩堂」。
「護摩堂」では、正月に、「新年大護摩祈祷」、
毎月28日に、「護摩供」が執り行われている。
写真をクリックすると「護摩堂」の中を撮る
写真(600x450)が表示されます。
2017/10/18(8:50)
往路を戻る。
写真、ほぼ中央に「水子供養」がある。
2017/10/18(8:56)
「書院」。
「書院」は、「精進料理」や「わんぱく小僧
修行体験」などの「仏教ふれあい塾」を始め、
各種行事や講演会場として使用されるという。

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