北の防人大湊
「旧大湊水源地水道施設」

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2017/10/19(7:54,7:55)
「北の防人大湊」の展望台駐車場と展望台「海望舘」。
「北の防人」と呼ばれるむつ市大湊は、明治35年(1902)に「海軍大湊水雷団」が開庁。
旧海軍が整備した施設、官舎などが残る。
「旧大湊水源地水道施設」は、その中の1つであり、艦船補給用水の確保を
主な目的として造られたという。
昭和21年(1946))には、大湊町(後のむつ市)が施設を引き継ぎ水道事業を開始。
昭和51年(1976)まで、大湊町の水道施設として使用された。
昭和53年(1978)には、「水源池公園」として保存・公開され、その後、歴史的価値や
建設技術の高さが評価され、市や県の重宝や、近代水道百選の指定を経て、
平成21年(2009)には、国の重要文化財(建造物)に指定されている。
左の写真をクリックすると駐車場に立つ案内板から「水源池公園」の地図と、
「旧大湊水源地水道施設」の説明部分を切抜く画像が表示されます。
この画像は、960x1,300ピクセルあります。
画像中の文字を読みたいときには、表示された画像をクリックし、スクロールバーをご利用下さい。
また、説明部分の文字はピンぼけのため、読みづらくなっていいます。
右の写真、展望台は駐車場の南(海)側に立つ。また駐車場は、他にも「南駐車場」、
「北駐車場」と公園内の3ヶ所に設けられている。
2017/10/19(7:57)
「海望舘」。
展望台の高さは、海抜55m。
展望台からは、大湊湾に伸びる砂嘴「芦崎」や
「芦崎湾」に停泊する海上自衛隊の艦艇等が
一望できるのだが、この日は、開館(午前10時)
前であったため、展望台からの景色を
楽しむことはできなかった。
2017/10/19(7:58)
「安渡館」。
「海軍大湊要港部庁舎」をイメージしたという
建物の観光交流施設で、カフェテリアでは、
本物の「海軍カレー」や「海自カレー」を味わう
ことができ、お土産には、「海軍グッズ」や
「海上自衛隊グッズ」等を販売する。
2017/10/19(7:58)
「遊具」。
「安渡館」と「みどりのさきもり館」の前は、
すべり台やブランコ、クッションマット等が
設けられた子供向け遊具広場となっている。
2017/10/19(7:59)
芦崎湾を航行する「海上自衛隊艦艇」。
写真は、「安渡館」と「みどりのさきもり館」の
間から撮影。
写真をクリックすると4.5倍ズームで撮る
写真(600x450)が表示されます。
2017/10/19(8:00)
「大湊・芦崎ジオサイト」の案内板。
海岸と平行に伸びる芦崎の「砂嘴」、背後には
「釜臥山」、それと豊富な水資源。
これらが北方警備の拠点として「大湊」が選ばれ、
海軍設置の起因となった等と書かれる。
2017/10/19(8:02)
「みどりのさきもり館」。
昭和55年(1977)に、「むつ市学習センター」として
建設されたが、後に改修。名称も改め、むつ市民の
交流や活動の拠点として利用される他、
「水源池公園」の管理事務所となっている。
2017/10/19(8:02)
「水源池公園」のメイン通り。
写真左に、「野外ステージ」、その奥には、
池がある。
2017/10/19(8:03)
「野外ステージ」。
放射状に並べられたベンチの中心に、
円形ステージがある。
2017/10/19(8:04)
「野外ステージ」から見る池。
元は「濾過池」であったという池の周りは、
花壇に囲まれ、四季折々の花を咲かす。
2017/10/19(8:05)
伏見宮博恭王・伏見宮博義王お手植えの松。
「伏見宮博恭王」は、日本の皇族で、
連合艦隊旗艦「三笠」の分隊長を努めている。
「伏見宮博義王」は、その長男で、海軍大佐を
務めたという。
2017/10/19(8:07)
「宇田川支流」。
川底には、石が敷かれ、側面にも、石が積まれる。
写真をクリックすると「宇田川支流・橋梁」の
案内板(900x650)が表示されます。
2017/10/19(8:08)
「第一引入口」。
旧大湊水源地水道施設の中では一番古い施設で、
「沈澄池堰堤」が造られる以前、宇田川から
取り入れた流水の上澄みを貯水池に送水していた。
この日、「第一引入口」と「乙水槽」は工事中で、
「第一引入口」は、緑色の工事用フェンスで
囲まれていた。
写真をクリックすると「第一引入口」の案内板が
表示されます。
この画像は、960x960ピクセルあります。
案内板の文字を読みたいときには、表示された
画像をクリックし、スクロールバーをご利用下さい。
2017/10/19(8:09)
下流から見る「沈澄池堰堤」。
「沈澄池堰堤」は、重力アーチ式石造堰堤で、
「宇田川」、「大近川(現大湊川)」等から流れる
水を「沈殿池」に集め、沈殿、清浄化させて、
良質の水を下流にある「乙水槽」へと流す。
「乙水槽」では、その水を「濾過池」と
「艦船給水所」の2方向に分水させていたという。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2017/10/19(8:09)
右岸から見る「沈澄池堰堤」。
「堰堤」は、長さ:27.5m、高さ:9m。
中央には、「取水塔」が設けられ、
堰堤の上を歩くこともできる。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2017/10/19(8:10)
「沈澄池堰堤」の上を歩き、左岸に向かう。
写真をクリックすると「沈澄池堰堤」の
案内板が表示されます。
この画像は、960x960ピクセルあります。
案内板の文字を読みたいときには、表示された
画像をクリックし、スクロールバーをご利用下さい。
2017/10/19(8:10)
「取水塔」。
2017/10/19(8:12)
水源地大橋に向かう途中で見る「沈澄池堰堤」。
「沈澄池」と、沈澄池に流れ込む「宇田川」の
本流も見えている。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2017/10/19(8:13)
水源地大橋の上から見る「沈澄池堰堤」。
間に立つ木で、「堰堤」の全体は見えない。
2017/10/19(8:14)
「水源池大橋」。
「沈澄池堰堤」の、すぐ下流に位置することから、
計画では、橋梁位置、形式、景観、デザイン等、
日本最古の石造りダムや公園との調和に
配慮したという。
写真をクリックすると「水源池大橋」の
案内板(740x650)が表示されます。
2017/10/19(8:15)
「沈澄池」。
池は、周囲が約400m。貯水量、5,000㌧。
写真中央に写るのが「宇田川」の本流。
2017/10/19(8:21)
「沈澄池」の近くに立つ東屋。
近くには、公衆トイレもある。
2017/10/19(8:23)
「乙水槽」の脇を「野外ステージ」に向け歩く。
「乙水槽」は、工事中のため、写真にも残らず。
2017/10/19(8:24)
「野外ステージ」まで戻る。
2017/10/19(8:27)
「安渡館」の前から見る「海望舘」。
2017/10/19(8:28)
「海望館」は、10時の開館に向け清掃作業が
行われていた。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2017/10/19(8:30)
「海望舘」脇から見る「芦崎湾」。
標高が低すぎて「芦崎湾」の全体や停泊する「艦艇」の姿は見えない。
「海望舘」への入館は無料なので、時間が許せば、是非、海抜55mからの景色を楽しんで頂きたい。

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