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2017/10/17(13:49,13:46)
「しゃこちゃん広場」の看板と周辺案内図。 「亀ヶ岡遺跡(史跡:亀ヶ岡石器時代遺跡)」は、「立佞武多(たちねぷた)」で知られる
JR五能線「五所川原駅」から北西約13kmの「つがる市木造亀ヶ岡」にある
縄文時代晩期の集落遺跡であり、現在は、「しゃこちゃん広場」として、 駐車場やトイレが整備されている。
元和8年(1622)、津軽藩2代目藩主「津軽信枚」が、この地に「亀ヶ岡城」を築こうとした際に、
土偶や土器が出土したことに始まり、周辺の丘や湿地帯からは、精巧な土器や、土偶・漆器などが
数多く出土され、中でも明治20年(1887)に出土した「遮光器土偶」は、文様の細かさなどの
優れた芸術性から、国の重要文化財に指定される。 左の写真、石碑には「十三街道」と刻まれ、左に立つのは「津軽半島案内図」。
右の写真、案内板は、全体が劣化し読みづらいが、周辺の地図には、「しゃこちゃん広場」と 各土器等が出土した場所などが描かれる。 右の写真をクリックすると案内板にある地図を加工した画像が表示されます。 この画像は、980x800ピクセルあります。
地図に書かれた文字を読みたいときには、表示された画像をクリックし、 スクロールバーをご利用下さい。 |
2017/10/17(13:45)
「亀ヶ岡遺跡(しゃこちゃん広場)」。 写真は、駐車場から撮影。 駐車場には、3~4台が駐められ、 トイレが隣接する。 |
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2017/10/17(13:47)
「亀ヶ岡遺跡(しゃこちゃん広場)」。
遺跡は、土の下に保存され、形としてみることはできないが、写真左方には、「史跡 亀ヶ岡石器時代遺跡」と刻まれる、
「遮光器土偶」のモニュメントが立つ。
「亀ヶ岡遺跡」から出土された土器等の素晴らしさは、江戸時代の国内外にも知られ、長崎の出島からヨーロッパに運ばれた。
また、出土品に魅了された当時の著名人達は、遺跡を訪れたり、品評会を催したという。
これら出土品の一部は、「しゃこちゃん広場」から、南南西に約1.4kmの「大溜池」の畔にある「縄文館」で展示されている。 |
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2017/10/17(13:47,13:47)
「遮光器土偶」のモニュメント。 この「モニュメント」の元になるのは、国の重要文化財に指定され、東京国立博物館に
保管されている「遮光器土偶」で、現物の高さは、約34cm。 明治20年(1887)、農作業中に左脚が欠けた状態で出土したという。 「遮光器土偶」は、完全な形で発見されることは稀で、儀式に使われた際に
土偶の一部を切断したのではないかと考えられるという。 右の写真をクリックすると拡大写真(600x450)が表示されます。 |
2017/10/17(13:49)
「亀ヶ岡遺跡(しゃこちゃん広場)」。 写真は、トイレ(左の建物)の裏にて撮影。 写真に写る、「車止め」の上部には、 土器と土偶の絵が描かれている。 |