階段国道

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2017/10/17(15:43,15:49)
「竜飛漁港」付近から見る国道339号線と「階段国道」への入口に立つ案内板。
「階段国道」は、津軽半島の最北端「龍飛崎灯台」から東に約200m弱の場所にあり、
日本で唯一車両が通行できない階段の「国道」である。
国道339号線は、「弘前」から「津軽半島」西側を北上、「龍飛崎」でUターンし、
「津軽半島」の東海岸を南下、JRの「三厩駅」近くまでの総延長126.5kmの国道であるが、
「龍飛崎」でUターンする部分の388.2mは、地形的に車両の通行できる道を造ることができず、
標高差約70m、362段の「階段」となっている。
700~900m東には、車両が通行できる道があり、「そちらを国道にしたら」という話には、
「今のままの方が観光名所になるから」と地元が反対したというが、本当の話かどうかは不明だという。
左の写真は、「竜飛漁港」付近から弘前方向を撮影。この30m程先右側に「階段国道」の入口がある。
右の写真、「階段国道」は、写真奥を右に進むのだが、入口から見えるのは民家で、
この先に「階段国道」があるようには見えない。
右の写真をクリックすると「国道339号階段国道」の案内図(1,070x650)が表示されます。
2017/10/17(15:49)
民家の間の狭い路地を進む。
2017/10/17(15:50)
この道も国道339号線なのだろうが、
国道には見えず、かといって観光の名所になる
ような「階段国道」の雰囲気でもない。
2017/10/17(15:51)
民家の外れからは、ようやく観光の名所
「階段国道」と呼べるような雰囲気に変わり、
道の左側には、国道339号線の標識が立つ。
2017/10/17(15:52)
「階段国道」を少し登ったところで振り返る。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2017/10/17(15:53)
「階段国道」は、全線が石畳で舗装される。
元々は、急な坂道の中腹にある「竜飛中学校」や、
坂の上にある「竜飛小学校」に通う児童や生徒達の
ための「村道」であったが、昭和49年(1974)に
国道に指定され、平成5年(1993)から平成8年に
かけ、青森県が再整備、現状の姿になったという。
2017/10/17(15:54)
ほぼ中間地点。
ここには、昭和59年(1984)まで、
「竜飛中学校」が建っていた。
2017/10/17(15:55)
「竜飛中学校跡地」の碑。
広場のようになった場所には、集会所が建ち、
景色の良い場所には、ベンチも置かれるが、
この詳細は、復路で紹介する。
2017/10/17(15:55)
更に上へと登る。
2017/10/17(15:56)
自転車を押して昇り降りできるように、
階段脇には、スロープが設けられている。
2017/10/17(15:58)
「階段国道」最上部に到着.jpg。
2017/10/17(15:58)
上には「龍飛埼灯台」が見えている。
灯台は、頭部の一部のみが見える。
写真に写る階段には、「階段村道」とあり、
「龍飛埼灯台」への近道である。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2017/10/17(15:58)
「海上自衛隊竜飛警備所」。
奥の山には、「青函トンネル本州方基地竜飛」の
看板が見えているが、道の駅「みんまや」や
「青函トンネル記念館」は、その看板の下方にある。
2017/10/17(15:59)
「階段国道」最上部に立つ案内板。
案内図は、見る方向に合わせて描かれており、
麓に立つ案内板とは、上下左右が逆に描かれる。
2017/10/17(15:59)
「階段国道」の案内版。
6年前と比べると、色があせ、汚れも目立つ。
写真をクリックすると2011年に撮影した
案内板(600x450)が表示されます
2017/10/17(16:00)
麓に向け往路を戻る。
2017/10/17(16:01)
側溝の蓋には、「あじさいの花」。
階段国道沿いや周辺では、「あじさい」が
植栽され、花の時期には「階段国道」に
色を添えるが、この「あじさい」は、
青函トンネル工事の関係者が、
工事に携わる人とその家族たちを
元気づけるために植えたという。
写真をクリックすると「あじさいの花」の部分を
切抜く画像(600x450)が表示されます。
2017/10/17(16:01)
すぐ下、左側に「竜飛中学校跡地」。
正面には、「帯島」も見えている。
2017/10/17(16:02)
「竜飛中学校跡地」に立つ集会所。
建物は、地区の「避難所」としても使われる
「集会所」だという。
2017/10/17(16:03)
集会所の一段下は、景色の良い広場で、
板画家の「棟方志功」も、この辺りから
「帯島」をスケッチしたという。
2017/10/17(16:04)
「竜飛中学校跡地」から見る「帯島」と
「竜飛漁港」。
「帯島」は、高さ37m程の岩島で、「源義経が
ここで、帯をぬいで北海道へ渡った」という
伝説から「帯島」と名付けられたという。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2017/10/17(16:04)
「竜飛中学校跡地」前に立つ「スタンプ台」。
中には、記念のスタンプとスタンプ用紙が
入っている。
写真をクリックすると記念のスタンプを押した
用紙(450x600)が表示されます。
2017/10/17(16:05)
「竜飛中学校跡地」を後に、麓へと向かう。
2017/10/17(16:07)
民家の奥に「帯島」。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2017/10/17(16:08)
民家の間を抜ける。
2017/10/17(16:09)
「国道339号線」の車道に出る。
2017/10/17(16:09)
30m先に、「竜飛漁港」と「公衆トイレ」。
2017/10/17(16:10)
「公衆トイレ」。
2017/10/17(16:11)
「竜飛漁協」近くで見る「帯島」。
かつては、陸から50m程離れていたという
「帯島」だが、今では、堤防により陸と繋がり、
島にある「津軽海峡亭(食堂・民宿)」では、
安くて新鮮な海鮮料理が食べられることで
評判だという。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。

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