弘前城本丸

2017/10/16(15:12,16:00)
弘前城の「三の丸追手門」と「下乗橋」。
「弘前城」は、江戸時代、弘前藩津軽氏4万7千石の居城として、弘前藩の藩庁が置かれた城であり、
天守や櫓、門など、築城当時の姿で現存する建物も多く、それぞれ、国の重要文化財に指定されている。
しかし、その本丸東側の石垣は、外側に膨らむ「はらみ」が見られ、大地震などにより崩落する恐れから、
平成25年(2013)から10年に渡る、「弘前城本丸石垣修理事業」が行われ、
平成27年(2015)の秋には、天守が「曳屋」により、その姿を残したまま、70m程本丸の内側へと移動。
この日は、石垣の解体作業が進められている最中であった。
左の写真をクリックすると「弘前城」と「三の丸追手門」の案内板が表示されます。
この案内板は、970x720ピクセルあります。
案内板の文字を読みたいときには、表示された画像をクリックし、スクロールバーをご利用下さい。
右の写真、「下乗橋」の手前には、「本丸」と「北の郭」は、「有料区域」であること、
「100年ぶりの大修理」が行われていることが書かれた案内版が立つ。
右の写真をクリックすると「下乗橋」手前に立つ案内板(450x600)が表示されます。
2017/10/16(16:00)
「下乗橋」を渡ったところで見る石垣修理。
写真に写る石垣の手前角に「天守台」がある。
従って、「天守」の移動前であれば、この写真
中央左の場所に「天守」が立っていたのである。
2017/10/16(16:03)
写真奥、左側に「南口券売所」があり、
その先(右の方向)が、「有料区域」となる。
2017/10/16(16:06,16:07)
「鶴の松」と「亀の石」。
「南口券売所」から本丸の方向を見ると、「鶴の松」と「亀の石」が、左右に向かい合う。
左の写真、「鶴の松」は、推定樹齢:300~500年。幹周:6m。
「老鶴形」に仕立てられた優美な形から「鶴の松」と呼ばれる。
右の写真、「亀の石」は、2.5m四方の大石で、
形が亀の甲羅に似ることから「亀の石」と呼ばれる。
2017/10/16(16:08)
「弘前城本丸展望台」。
この展望台は、石垣工事に伴い、
特別に造られたもので、展望台からは、
石垣工事中の、今でしか見ることのできない、
「岩木山を背景にした天守の姿」を
見ることができる。
2017/10/16(16:08)
「弘前城本丸展望台」から見る「天守台」。
石垣工事前に「天守」が乗っていた
「天守台」である。
「天守台」の石には、一つ一つ番号が
振られている。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2017/10/16(16:09)
「弘前城本丸展望台」から見る「天守」。
「曳屋」により、移動した後の「天守」である。
「天守」の左には、「岩木山」が写る。
手前に白い幕で覆われるのは、この4日後の
10月20日から開催される「菊と紅葉まつり」の
一環で作成されていた、りんごで作る巨大な
写楽絵(リンゴアート)。
写真をクリックすると「リンゴアート」の
ポスター(800x600)が表示されます。
2017/10/16(16:11)
本丸の内側に移動した「天守」。
「天守」を移動させる「曳屋」の間、閉館していた
「天守」の内部(資料館)も、移動後のこの時期は、
中に入っての見学が可能である。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2017/10/16(16:11)
「本丸井戸跡(石製井戸枠)」。
一辺が136cmの正方形で、高さ71cm。
穴の大きさは、直径95cm。
元は、「天守」から北側の石垣沿いにあったが、
「本丸石垣修理」に伴いこの場所に
移設したとある。
2017/10/16(16:13)
「本丸」の広場から見る「岩木山」。
移動後の「天守」が建つ広場には、
「顔出しパネル」や「双眼鏡」が置かれている。
2017/10/16(16:15)
「天守(資料館)」の中に入る。
2017/10/16(16:15)
「弘前城」や「石垣修理等」について
書かれるパネル。
100年に一度の大修理中ということもあり、
資料館の中は、「弘前城本丸石垣修理事業」に
関する資料を中心とした展示内容になっている
ようであった。
2017/10/16(16:16)
「石落(いしおとし)」。
2017/10/16(16:16)
「天守移動」に使われた「台車(レンドローラー)」
と「推進用油圧式ジャッキ」。
2017/10/16(16:16)
「天守移動」に使われた工具などが並ぶ。
2017/10/16(16:17)
「天守移動」を紹介するビデオ。
2017/10/16(16:18)
写真奥に、3代藩主「信義」が
使用していたという「駕籠」。
2017/10/16(16:19)
「天守」から見る「岩木山」。
写真をクリックすると窓格子の間から
1.75倍ズームで撮る「岩木山」が
表示(600x450)されます。
2017/10/16(16:20)
「弘前城御本城模型」。
この後、「天守(資料館)」を出るが、
何も考えずに往路を戻り、同じ「有料区域」の
中にある「北の郭」を見落としてしまった。
このため、名称しか紹介できないが、
「北の郭」には、「籾蔵跡」や「子の櫓跡」、
「館神跡」の他、「北の郭」の出土品を展示し、
喫茶コーナーのある「武徳殿休憩所」もある。
2017/10/16(16:27)
「下乗橋」を渡る。
2017/10/16(16:29,16:30)
「石垣修理展望デッキ」から見る、石垣修理の工事状況。
「下乗橋」を出た、すぐ北側には「展望デッキ」が造られ、石垣修理の工事状況が見学できる。
左の写真、中央左に「天守台」。その右に移動後の「天守」が写る。
右の写真、「堀(内濠)」は埋め立てられ、並べられる石には、一つ一つ番号が振られている.。
どちらの写真も、クリックすると拡大写真(600x450)が表示されます。
このウインドウを閉じる このウインドウを閉じる