2017/10/17(16:18,16:19)
「太宰治文学碑」の立つ公園と文学碑。 「太宰治」は、明治42年(1909)、現在の「五所川原市」に生まれた小説家で、
昭和22年(1947)に発表した「斜陽」がベストセラーとなり、 没落していく上流階級の人々を指す「斜陽族」という新語を生み出している。
本ページで紹介する「太宰治文学碑」は、津軽半島の最北端「龍飛漁港」から
「三厩駅」に向かい400m程歩いた所にあり、石碑には小説「津軽」の一節が、
「ここは、本州の袋小路だ。読者も銘肌せよ。諸君が北に向って歩いている時、
その路をどこまでも、さかのぼり、さかのぼり行けば、必ずこの外ヶ浜街道に到り、
路がいよいよ狭くなり、さらにさかのぼれば、すぽりとこの鶏小舎に似た
不思議な世界に落ち込み、そこに於いて諸君の路は全く尽きるのである。」 と刻まれる。 左の写真をクリックすると「太宰治文学碑」の解説(750x650)が表示されます
右の写真をクリックすると拡大写真(600x450)が表示されます。 |
2017/10/17(16:18)
「牧野逸蔵」の胸像。 「牧野逸蔵」は、旧三厩村の村長や漁業協同組合 の組合長を歴任。 道路と呼べるような「道」のなかった大正時代に
「文化はまず道路から」と、道路建設に着手。 難工事を乗り越え、13ヶ所の洞門(トンネル)を
掘り、国道339号線の基礎を築いたとある。
写真をクリックすると「あわび道路・十三の洞門」 の解説(600x650)が表示されます。 |