豊浜トンネル
「崩落事故慰霊碑」

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2013/6/19(6:56,6:58)
豊浜トンネル「崩落事故慰霊碑」。
「豊浜トンネル」は、JR函館本線「余市駅」から国道229号線を西に11.7km程走ったところにあり、
平成8年(1996)2月10日の午前8時10分、古平町(西)側の坑口付近で発生した崩落事故により、20名が
犠牲になるという事故の発生したトンネルである。
崩落した岩盤は、高さ70m、幅50m(いずれも最大値)で、推定の重さは、27,000㌧にも及び、この岩盤が、
走行中の路線バスと乗用車2台を直撃。犠牲者の全員が圧死で、ほぼ即死状態であったという。
現在、崩落現場には船でしか行くことができないというが、現「豊浜トンネル」の古平側坑口に近く、
「セタカムイ岩」が見える場所には、「道路防災記念広場」が整備され、駐車場、トイレ、事故の慰霊碑などが
造られている。
「慰霊碑」の裏側には、亡くなられた20名の犠牲者の名前が刻まれており、犠牲者は、12歳から73歳の方
までと幅広いが、通学時間帯でもあり、犠牲者の内12歳から17歳の若者が8名と半分近くを占めている。
2013/6/19(6:54)
「セタカムイの伝説(由来)」。
この地に伝わる「セタカムイの伝説」が書かれている。
なお、「セタカムイ」とは、アイヌ語で「犬の神様(狼)」の
意味だという。
写真をクリックすると「セタカムイの伝説」の案内板が
拡大表示(600x800)されます。
2013/6/19(6:55)
「セタカムイ岩」。
「セタカムイ岩」は、高さが80mあり、沖に向って
犬が遠吠えしているような形の奇岩である。
写真をクリックすると2.25倍ズームで撮る
「セタカムイ岩」が表示(450x600)されます。
2013/6/19(7:06,7:07)
「トンネル非常警報システム」の展示コーナー。
「豊浜トンネル」の崩落事故を受け、現在の「豊浜トンネル」には「非常警報システム」が設置されている。
写真左の「展示コーナー」は、「道路防災記念広場」にある円形の建物(右の写真)の半分を占め、
残りのスペースはトイレになっている。

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