サロベツ原生花園

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2010/6/30(8:38)
「サロベツ原生花園自然教室」。
「サロベツ原生花園」の入口にある。
中では「サロベツ湿原」形成の歴史や自然等が
パネルやビデオなどでわかりやすく紹介されて
いる。
隣には「レストハウス」があり、1周20分程の
木道と、10分程の短い木道があること等から、
全国的にも有名で、観光バスも多く来る場所で
ある。

2010/6/30(8:40)
「サロベツ原生花園」は、サロベツ原野の、
ほぼ中央に位置し「サロベツ原生花園」から
「兜沼」方面までが、「上サロベツ原野」と
呼ばれている。
5月から9月にかけて、100種類以上の湿原の
花が咲くが、特に6月下旬から7月上旬にかけて
一面に咲く「エゾカンゾウ」が有名である。

2010/6/30(8:41)
「サロベツ原生花園」の中を歩く。
北海道には「原生花園」の名前のついた場所が
多くあるが、これらは自然に咲いている野性の花
を見る場所である。都会では野性の花が見られな
くなっているため、人が種をまき、手入れをする
が、北海道では、野生の花を野性のまま見る。
従って、人の見やすい場所に、並んで咲いている
とは限らない。

2010/6/30(8:43)
この日「エゾカンゾウ」は、下サロベツより多く
咲いていた。「エゾカンゾウ」で原野が一面黄色
に染まるのは1年間のうち1週間程度と聞く。
また、6月に遅霜が降りると全滅する繊細な花で
もある。
2010/6/30(8:47)
「ワタスゲ」。
下サロベツでは、あまり見かけなかった「ワタ
スゲ」を、ここでは多く見ることができた。
2010/6/30(8:53)
サロベツ原野では、地下水位の低下により、
「ササ」の群落が広がっており、湿原植生の後退
が進行している。
このため「ササ」の地上部を刈払い、その生育を
抑えることにより、植生がどのように推移するか
の観察(試験)を行っており、このような「ササ
刈払い試験地」は「進入禁止」になっている。
2010/6/30(8:57)
1週のほぼ半分を歩き、遊歩道の南側から見る。
写真左の建物が「レストハウス」。中央が「自然
教室」。手前は、「エゾカンゾウ」と「ワタスゲ」
の競演といった雰囲気である。
2010/6/30(9:04)
1周20分程の木道も終わりに近づく。
のんびり写真を撮りながらで、30分弱の散歩で
あった。
2010/6/30(9:07)
団体さんが集合写真を撮る場所なのであろう。
この日一日だけの感想ではあるが、
・静けさと景色では、下サロベツ
・花を見るなら、上サロベツ
という感じであった。

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