大函・小函
&大雪湖・万景壁

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2010/7/2(7:14)
「大雪湖」。
「大雪湖」は、旭川市中心部から約70km。東に石北峠を越え北見市方面に向かう国道39号線と、
南に三国峠を越え帯広市方面に向かう国道273号線の分岐点に位置する「ダム湖」である。

2010/7/2(7:23)
正面に見える山は、「石狩岳」から
「ユニ石狩岳」方面の山であろう。
2010/7/2(7:23)
「大雪ダム」。
堤高86.5m。堤頂長440m。日本第三の
規模を誇り、石狩川の治水及び旭川市などの
水がめとして建設された「特定多目的ダム」で
ある。
2010/7/2(7:33)
「ニセイチャロマップ林道」。
「大函」に到着。「大函・小函」は、断崖絶壁が
24km続く層雲峡の中にあり、「大函」は、
川の両岸が切り立った断崖に囲まれ、「大きな
函の中に閉じ込められたような感じのする」こと
から「大函」と呼ばれるようになったという。
「大函」定番の撮影ポイントは後に回し、先に
「ニセイチャロマップ川」を、上流方向に歩く。
2010/7/2(7:37)
「柱状節理」の断崖を期待していたのだが、
少しそれらしい雰囲気になってきた。
「ニセイチャロマップ川」は、この写真の左側を
流れている。
なお、「ニセイチャロマップ林道」の入口には、
ゲートがあり、この辺りは一般車進入禁止の
場所である。
2010/7/2(7:47)
「ニセイチャロマップ川」の右岸に見る
「柱状節理」の断崖。
結局、立派な「柱状節理」の断崖は、ここだけで
あったが、それでも、わざわざ見に来た価値は
あった。
2010/7/2(7:51)
「大函」の駐車場。
正面の橋が、落石の危険から立入禁止になって
いる遊歩道。橋の右側が定番の撮影ポイント。
2010/7/2(7:53)
「大函」。
定番の撮影ポイントを降りたところで撮影。漂っている「霧」が幻想的であった。
写真奥が下流の方向で、ここを起点に上流は二手に分かれ、右の流れは「ニセイチャロマップ川」となり、
左の流れは「石狩川」の本流で、「大雪湖」へと続く。
遊歩道が立入禁止になっている現在では、「大函」の撮影ポイントは、ここだけになってしまったと思われる。
2010/7/2(7:52)
「大函」の説明。
今から3万年前の巨大噴火による火砕流や熱雲に
よる堆積物が冷え固まる過程で体積を収縮させ、
四角形や六方称形となる。これが、「柱状節理」
と呼ばれる現象であり、これら堆積物が一万年
以上もかかって「石狩川」の浸食をうける中で、
今の「大函」の景観が作り出されたとある。
2010/7/2(7:52)
「定番の撮影ポイント」。
観光パンフレットなどで、よく目にする景色で
ある。
2010/7/2(8:15)
「銀河の滝」。
層雲峡の絶壁「不動岩」の左側から流れ落ちる。
「滝見台」にて撮影。
「滝見台」の周辺は、「小さな函の中に閉じ込め
られたように、左右から断崖が押し迫ってくる」
ことから、「小函」と呼ばれる。
2010/7/2(8:20)
「流星の滝」。
層雲峡の絶壁「不動岩」の右側から流れ落ちる。
「滝見台」にて撮影。
2010/7/2(8:21)
「層雲峡渓谷案内図」。
ここ「滝見台」から「大函」までの間には、
4.5kmの遊歩道があり、この「小函遊歩道」
を歩くことにより、「柱状節理」の岩壁から流れ
落ちる素晴らしい滝の数々を見ることができたが、
落石の危険から、現在では「滝見台」から先は、
立入禁止。再開の見通しもない。
なお、本HPでは、「滝見台」を含めて「小函」
と呼ぶが、本来の「小函」は、渓谷の最狭部で、
この立入禁止区間の中にあるらしい。
「小函」は、今や一般人が入って行けるところ
ではないのである。
2010/7/2(8:23)
「双瀑台」案内図。
「銀河の滝」と「流星の滝」を個々に見るなら、
「滝見台」からでも見れるのだが、「不動岩」の
両側から流れ落ちる2つの滝を同時に見るなら、
山道を20分(距離:430m)ほど登った
「双瀑台」である。
2010/7/2(8:25)
「双瀑台」への道。
大勢の人で溢れている「滝見台」であっても、
一歩山道に入れば、閑散としている。
片道20分とはいえ、色々な人の寄集めのパック
ツアーでは、時間的な余裕がないだろうし、
「双瀑台」は、同時に10人も立てば満員御礼と
なってしまう。
2010/7/2(8:28)
中間の展望台から見る「銀河の滝」と「流星の
滝」。中央の絶壁が「不動岩」である。
この場所はお勧めである。下からまだ5分しか
歩いていない。それに、団体さんは無理だが、
「双瀑台」より多少は広い。
時間的に余裕がなくても、ここまでは登って、
この素晴らしい景色を堪能していただきたい。
上の写真をクリックすると、別ウインドが開き、
拡大(600x450ピクセル)写真がご覧になれます。
2010/7/2(8:32)
中間の展望台を過ぎると、「双瀑台」までの間、
滝はもちろん、周りの展望もない。
また、この辺りはクマがよく出没するということ
なので、注意が必要だ。
2010/7/2(8:39)
「双瀑台」からの景色。
景色は素晴らしいのだが、場所が狭く、どうして
も滝の左右に「木の枝」が入ってしまう。
しかし、この場所は、この後の行動を決めるのに
貴重な場所なのだと聞く。これは、「不動岩」の
右にある「流星の滝」の上に「黒岳」が見えれ
ば、「黒岳ロープウェイ」に乗る。もし「黒岳」
が見えなければ、せっかくお金を払ってロープ
ウェイに乗っても、下の景色は見えないという。
(ちなみに、この日は「黒岳」の姿を、全く
見ることはできなかった)
上の写真をクリックすると、別ウインドが開き、
拡大(450x600ピクセル)写真がご覧になれます。
2010/7/2(9:20)
「万景壁」。
「柱状節理」の断崖が、万里の長城にも似て、名工の筆による壁画に見えることから、
「万景壁」の名が付けられたといわれる。
写真は、国道39号線から撮影。

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