西山山麓火口散策路
(北口)

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2013/6/21(16:19,16:20,16:23)
「西山山麓火口散策路(北口)」とその周辺。
「西山山麓火口散策路」は、有珠山の最高峰「大有珠(標高:732m)」から西北西3.7km強に位置するが、
平成12年(2000)の噴火は、国道230号のすぐ横の西山山麓で発生しており、この火口群跡の全長1.8kmを
散策路として整備したもので、被災状態をそのまま残した建物等の災害遺構を見ることができる。
なお、この散策路は、周遊路になっていないため、今回は北口と南口の間を車で移動。
本ページでは「西山山麓火口散策路(北口)」の周辺を紹介する。
写真左:噴火による地盤の隆起により寸断された元国道230号線。左に写る建物は、元西胆振消防署。
写真中央:元西胆振消防署。現在は「火山資料展示室」として利用されているが、床は地盤の隆起により4%傾いているという。
左の写真をクリックすると「沼地の説明」が表示(600x450)されます。
なお、現地で配布する「ふたつの火口散策路ガイドマップ」には、この沼地は「西新山沼(西山火口沼)」と書かれている。
中央の写真をクリックすると「有珠山噴火による道路の変動」の説明が表示(900x450)されます。
この説明の中では、沼地となった「西新山沼(西山火口沼)」の部分が「雨水等の滞水部分」として青色で描かれている。
右の写真をクリックすると「西山山麓火口散策路」の全体図(960x470)が表示されます。
この図は、「第二展望台」の案内板から切り抜いたもので、本ページは、図の⑭をスタートし、④で折り返した記録を紹介する。
2013/6/21(16:26)
「西新山沼(西山火口沼)」。
元国道230号線にあった標識や外灯、電柱等が
水に浸かった状態で残る。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2013/6/21(16:29)
「西新山沼(西山火口沼)」の南側。
元国道230号線のガードレールなどが残る。
元国道230号線は、写真右の方が低い下り坂で
あったが、現在ではその傾斜が逆になっている。
2013/6/21(16:30)
波打つ元町道「泉公園線」。
この辺りも、元は下り坂であったが、現在では約75m
隆起してできた2000年新山の頂部「第二展望台」に
向かって造られた「散策路」の登り坂となっている。
2013/6/21(16:34,16:34)
散策路と階段状になった元町道「泉公園線」。
町道「泉公園線」が階段状になると、散策路は町道に沿って造られた枕木の道に変わる。
右の写真をクリックすると「町道を横切った断層」の説明が表示(800x600)されます。
2013/6/21(16:36)
登り坂が続く。
2013/6/21(16:38)
元町道「泉公園線」の折れた電柱と標識。
2013/6/21(16:39)
「第一展望台」の案内板。
「第一展望台」は、町道「泉公園線」を横切って、数個の
火口を開けたという「町道横断火口列」の脇にある。
写真をクリックすると「町道を横断した火口列」の説明が
表示されます。
この説明画像は、1280x800ピクセルあります。
説明画像の文字を読みたいときには、表示された
画像をクリックし、スクロールバーを
ご利用下さい。
2013/6/21(16:40)
「第一展望台」から「第二展望台」の方向を見る。
写真では分かりづらいが、「第二展望台」との間は、
「谷」の様になっている。この谷が「町道横断火口列」で
あり、火口壁には切断された「水道管」。
そして、噴火前兆の地割れで破壊された水道管を
修理していたという「重機」が置き去りになっている。
写真をクリックすると、拡大写真(600x450)が
表示されます。
また、下のパノラマ写真をクリックすると、「置き去り
重機」と「水道管」の画像(600x450)が表示されます。
2013/6/21(16:42)
「第一展望台」から見る景色。
写真左に、「N31火口」と「西山(標高:543m)」。ほぼ中央に「国道脇火口」。右に「第二展望台」が写る。
写真をクリックすると、第二展望台の左にある「置き去り重機」と「水道管」の画像(600x450)が表示されます
2013/6/21(16:43)
「第一展望台」から見る「国道脇火口」。
火口には水が溜まっているようである。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2013/6/21(16:43)
「第一展望台」から見る「N31火口」。
火口の淵からは「噴気」が上がっている。
写真左には、「ゴミ焼却センター」の煙突が写る。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2013/6/21(16:48)
「第一展望台」から「第二展望台」へ向かう途中で見る
「置き去り重機」。
2013/6/21(16:50)
奥に「第二展望台」。
写真、右は「地熱帯」。
2013/6/21(16:50)
「地熱帯」。
現在の町道「泉公園線」にある「西山火口観察台」から
見ると「噴気が上がっている」場所である。
案内板には、「平成12年(2000)頃から地熱が活発に
なり、90数度の噴気があちこちに見られるようになった」
とある。
写真をクリックすると案内板が拡大表示(600x450)
されます。
2013/6/21(16:54)
「第二展望台」の案内板。
「第二展望台」は、噴火により約75m隆起してできた
「2000年新山」の山頂部にある。
近年の有珠山噴火の特徴の一つは、「噴火に伴って
溶岩ドームや潜在ドームによる新山を形成する」ことで、
この「2000年新山」の他にも、昭和18年(1943)から
昭和20年(1945)の噴火では「昭和新山」が形成されて
いる。
写真をクリックすると案内板が拡大表示(800x600)
されます。
2013/6/21(16:56)
第二展望台から見る「お菓子工場」。
「お菓子工場」の手前は、「町道上火口」。
写真奥にうっすらと写るのは、「内浦湾(噴火湾)」。
写真をクリックすると2.75倍ズームで撮る
写真(600x450)が表示されます。
2013/6/21(16:59)
近づいて見る「お菓子工場」。
左の写真(16:56)に写る散策路を歩き、「お菓子工場」の
近くにて撮影。
近年の有珠山噴火のもう一つの特徴は、「噴火前に
地殻変動や群発地震が発生し、地震予知が比較的
容易である」ことである。
このため、平成12年(2000)の噴火では、これ程甚大な
被害が発生したにも関わらず、噴火開始前に住民の
避難が完了したため、死傷者は一人も出ていない。
写真をクリックすると2.25倍ズームで撮る写真
(600x450)が表示されます。
2013/6/21(17:03)
「第二展望台」まで戻り北の方向を撮影。
不鮮明だが「ゴミ焼却センター」の煙突が写り、
その手前に「第一展望台」がある。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2013/6/21(17:06)
「第一展望台」にて。
「ゴミ焼却センター」の煙突と、「N31火口」が写る。
2013/6/21(17:07)
「第一展望台」から北の方向を撮影。
写真の道を歩き、「西山山麓火口散策路(北口)」へと
戻る。
2013/6/21(17:10)
「西山山麓火口散策路(北口)」へ戻る途中の
散策路で出会った「キタキツネ」。
写真をクリックすると「キタキツネ」の部分を
切り抜いた画像(600x450)が表示されます。

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