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2010/7/3(6:45) 「旧神居古潭駅」。 1969年、電化・複線化に伴う線形改良に よって、函館本線は、この北側に掘られた 「神居トンネル」を抜けることになり、「神居 古潭駅」は廃止となる。 この駅舎は、1989年に復元されたもので、 1991年、旭川市の文化財(有形文化財/ 建造物)に指定される。 |
2010/7/3(6:46) 「旧神居古潭駅」下り線ホーム。 「線路」、「枕木」等は外されているが、 「駅名標」、「名所案内」などは、当時のもの が、そのまま残されているようだ。 |
2010/7/3(6:46) 「旧神居古潭駅」線路跡。 線路跡地は、「旭川市」から「神居古潭」を結ぶ 総延長19.37kmの「旭川サイクリング ロード」として整備されている。 |
2010/7/3(6:46) 駅構内には蒸気機関車3両 (29638、 C57201、D516) が静態保存されて いる。 |
2010/7/3(6:49) 蒸気機関車「29638」。 「キュウロク」の愛称で親しまれ、1913年 からの13年間に784輌が製造され、貨物用 標準機関車として活躍するが、その内270輌 は、中国や樺太などに送られたという。 |
2010/7/3(6:50) 蒸気機関車「D516」。 「デゴイチ」の愛称で親しまれ、1936~ 1945年にかけて、1,115輌と日本で最も 多く製造された機関車。 |
2010/7/3(6:52) 蒸気機関車「C57201」。 1937~1947年の間に201輌が製造さ れ、主に急行旅客列車用機関車として活躍する。 ここにあるのは、201番目に製造された最後の 「C57」である。 |
2010/7/3(6:54) 復元された駅舎は、現在「旭川サイクリング ロード」の休憩所として利用されている。 |
2010/7/3(6:58) 少し離れて見る「旧神居古潭駅」。 |
2010/7/3(6:59) 「神居大橋」から見る下流側の景色。 「神居古潭」の周辺は、石狩川両岸が美しい 景勝地であるとともに、稀な景観でもあること から、「旭川八景」の一つに選ばれている。 1.5km程下った左側(左岸)には、「竪穴 住居遺跡」があり、約3.5haの面積の中に、 奈良時代末期から平安時代に使われていたと 思われる、竪穴二百数十基とチャシコツ(砦跡) 1ヶ所が残されている。 |
2010/7/3(7:00) 「神居大橋」から見る上流側の景色。 写真右(左岸)の川岸には、神居古潭変成岩層が 石狩川に浸食されてできた、「神居古潭おう穴 群」が、全長1,200mの間に大きく分けて 7つの群をなして分布。大きいものは直径5m あり、規模からみても地学上貴重な存在といわ れ、旭川市指定天然記念物となっている。 また、左(右岸)には、「やつめうなぎとり岩」 があり、開拓初期に、ここで多くの「やつめ うなぎ」を捕ったといわれる。 |
2010/7/3(7:03) 「神居岩」。 アイヌ語で「クッ・ネ・シリ(岩崖になっている 山)」。アイヌの守護神「サマイクル」が、獣皮 を乾かしたところといわれている。 ハイキングコースもあり、この撮影場所から 30分程度で、崖の上まで登れるそうである。 |