硫黄山

この下にある「プルダウンメニュー」が表示されない場合は、ページ最下行にあるハイパーリンクをご利用下さい。





2011/9/8(12:01)
駐車場に隣接する「ビジターセンター」付近から見る「アトサヌプリ火山群」。
写真中央の少し左にある山が「硫黄山(アトサヌプリ):標高514m」。アイヌ語で、「裸の山」。屈斜路カルデラの中に存在する活火山である。
最近の噴火は数百年前で、活動度の低い「ランクC」の火山と認定されているが、噴気活動は活発で山体のあちこちから火山ガスが噴出している。
右に並ぶ山が「マクワンチサップ:標高574m」。その右に小さく見える山は、「サワンチサップ:標高520m」。
注:写真は、横が1,309ピクセルあります。写真直下にあるスクロールバーをご利用ください。

2011/9/8(12:04)
「硫黄山(アトサヌプリ)」の左下に見える
「噴気口」に向かう。
2011/9/8(12:06)
噴気活動は活発で盛んに火山ガスを排出して
いる。
2011/9/8(12:08)
この辺りまで来ると、地面も熱い。風向きに
よっては、火山ガスを直接浴びる。
2011/9/8(12:11)
噴気で水が泡立っている。
危険箇所はロープで区切られ、「立入禁止」と
なっているのだが、この場所は「立入禁止」の
場所ではなく、観光客が立ち入っても良い場所で
ある。
2011/9/8(12:11)
噴気が一気に吹き上げた瞬間を捕らえる。
2011/9/8(12:12)
周辺の岩肌。
落石の危険性があることから周辺は「立入禁止」
となっており、硫黄山への登山も禁じられて
いる。
2011/9/8(12:14)
噴気口付近から見る景色。
写真中央の少し右に、駐車場と「ビジターセンター」がある。
噴気口の周囲は、噴気に含まれる硫黄成分のため木々が生えていない。
注:写真は、横が1,222ピクセルあります。写真直下にあるスクロールバーをご利用ください。
2011/9/8(12:16)
「噴気口」。
硫黄成分のため土壌は酸性化している。
2010/7/1(12:21)
「硫黄山」の案内板。
この写真からは、前年(2010年)7月に訪れた際に
撮影した写真である。
写真をクリックすると、「硫黄山」の案内板が
拡大表示されます。
この案内板は、1000x450ピクセルあります。
案内板の文字を読みたいときには、表示された
画像をクリックし、スクロールバーを
ご利用下さい。
2010/7/1(12:23)
「つつじヶ原自然探勝路」の案内板。
硫黄山駐車場の西側から「川湯温泉」までの
約2.5kmの探勝路が整備されている。
探勝路の標高は、140~170m程度しかない
のに、一般に高山で見られる「イソツツジ」、
「ハイマツ」、「ガンコウラン」、「コケモモ」
「シラタマノキ」等が生育し、特に6月下旬から
7月上旬は、約100㏊に及ぶ「イソツツジ」の
大群落で白い花が一面に咲くという。
2010/7/1(12:24)
写真手前は、山火事で燃え、黒く焼け焦げた
木の枝のように見えるのだが、おそらく硫黄の
噴気で枯れてしまった木の枝であろう。
奥の山は、「マクワンチサップ」。
2010/7/1(12:25)
「硫黄採掘の歴史」の案内板。
明治9年(1876)に始まった「硫黄山」の「硫黄
採掘」は、明治19年に全道一の硫黄鉱山と
なり、翌20年には標茶町までの鉄道まで開通
したが、大量採鉱により硫黄資源はたちまち
枯渇。明治29年には採鉱を休止。わずかな
硫黄採掘期間ではあったが、ほとんど人の住んで
いなかった「川湯」の発展に大きな功績を残した
という。
写真をクリックすると、「硫黄採掘の歴史」の
案内板が拡大表示(500x600)されます。
2010/7/1(12:26)
「川湯温泉」へと続く「つつじヶ原自然探勝路」
の入口付近で見る「ハイマツ」の群落。
ここから「川湯温泉」に向け歩くと、「ハイマツ
帯」は、「イソツツジ」の群落がある「ツツジ
帯」に変わり、更に「川湯温泉」付近では、
「アカエゾマツ」や「シラカバ」の「森林帯」
へと変わり、わずか2.5kmでの植生の変化を
見ることができる。
奥の山は、「サワンチサップ」。

 屈斜路湖周辺に戻る    旅の記録(北海道)に戻る

 旅の記録に戻る    Donichi’s HomePageに戻る