幌延ビジターセンター

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2010/6/30(7:36)
「オトンルイ風力発電所」。
「幌延ビジターセンター」に向かい、「道々
106号線」を北上すると、一直線に並んだ風力
発電の「風車」が目に入る。これは、3.1km
にわたり28基の風力発電機が並ぶ、「オトンル
イ風力発電所」である。
総出力2万1,000kw。平成15年に運営
開始。発電された電力は、北海道電力へ売電して
いる。

2010/6/30(7:48)
幌延ビジターセンターのある辺りは「下サロベツ
原野」と呼ばれている。
上サロベツの「サロベツ原生花園」は、休憩所や
土産物屋もあり、観光バスもやってきて賑わう
が、下サロベツはビジターセンターがあるだけ
で、静かな雰囲気を味わうことができる。
また、高さ25mの展望台からの素晴らしい
景色を味わうこともできる。

2010/6/30(7:48)
木道の周りには、「エゾカンゾウ」をはじめと
する50種類もの花々が咲く。
また、「シマアオジ」や「キマユツメナガ
セキレイ」など珍しい野鳥も見られる。

2010/6/30(7:50)
「下サロベツ原野自然探勝路」と呼ばれるこの木道は、「長沼」を通り、2km北の「パンケ沼」まで続く(片道約3km)。
また、周囲に潅木や沼があるため、上サロベツとは、多少雰囲気が異なる。

2010/6/30(7:49)
「エゾカンゾウ」。
サロベツ原野では毎年6月から9月にかけて、
多くの花が開花する。
この時期に目立つのは「エゾカンゾウ」と「アヤ
メ類」だが、9月の「ヤマドリゼンマイ」の紅葉
も素晴らしいと聞く。

2010/6/30(7:57)
木道周辺には「アヤメ類」も多く咲く。
上サロベツでは、「サロベツ原生花園」の周辺に
「アヤメ類」が咲くものの、園内には、それ程
多く咲かないため、下サロベツの方が数が多く
目立つ。

2010/6/30(7:59)
「幌延ビジターセンター」。
中では、湿原の仕組みや野鳥の生態などについ
て、わかりやすく紹介している。2階はサロベツ
原野が一望できる休憩室となっており、望遠鏡も
備えつけられている。
この日一日だけの感想ではあるが、
・花を見るなら、上サロベツ
・静けさと景色では、下サロベツ
という感じであった。
その素晴らしい景色を、以下に紹介する。

2010/6/30(8:03)
展望台から見る北側の景色。
下サロベツには、高さ25mの展望台がある。
写真左の建物が「幌延ビジターセンター」。中央右に「長沼」。その左奥に海のように見えるのが「パンケ沼」。
ここからの景色を見るだけでも、「下サロベツ」に来る価値があります。
注:写真は、横が1,848ピクセルあります。写真直下にあるスクロールバーをご利用ください。

2010/6/30(8:04)
展望台から見る南側の景色。
白い点が並んで見えるのは、「ロールベールラップサイレージ(*1)」。北海道らしい景色である。
*1:牧草などを発酵させて作る家畜飼料が「サイレージ」。刈り取られた牧草を、ロール状に巻いた「乾草ロール(ロールベール)」の乳酸発酵を
促進するためと、草が腐らないように空気を遮断するため、ラッピングしたものが「ロールベールラップサイレージ」。単に「ラップサイレージ」と
呼んだり、「ロールベールラップサイロ」と呼んだりもするようだ。小さく見えるが、1つの大きさが、直径約2m。重さは、約400kgにもなる。


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