襟裳岬

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2011/9/7(8:21)
「襟裳岬駐車場」。
「襟裳岬」は、北海道日高山脈の最南端で、太平洋に向かって南へ突き出した岬であり、1981~2010年の観測では、
風速10m以上の風の吹く日が年間290日以上あり、強風が吹く場所としても知られる。
写真は、北の方向を向いて撮影。

2011/9/7(8:23)
「えりも岬国有林緑化事業」の案内板。
「襟裳岬」は、かつて広葉樹の原生林で覆われて
いたが、明治以降、燃料としての伐採や、牛馬
などの放牧によって原生林は切り開かれ砂漠化。
周辺の海は黄色く濁り、魚介類の水揚げは激減
したという。
昭和28年から始まった「緑化事業」は、半世紀
以上に渡り、平成13年度までに175haを
木本緑化したとある。
なお、本案内板には記述がないが、この緑化事業
における、地元の人たちの計り知れぬ努力
(苦労)の様子は、2001年、NHKの番組
「プロジェクトX」でも紹介されている。
写真をクリックすると、説明文の一部と砂漠化
した当時の写真(500x600)が表示されます。
2011/9/7(8:24)
「風の館」の入口。
「風の館」は、風をテーマにした展示館。
館内では、「ゼニガタアザラシ」の生態を紹介
する映画が上映されたり、風速25mを体験
できる施設がある他、「展望襟裳岬」では、
霧が濃くて岬が見えない日には、展望室の
ガラス面を巨大なスクリーンにして、四季折々の
襟裳岬の様子を映すという。
なお、冬期は休館ですので、寒い時期に行かれる
方はご注意を。
2011/9/7(8:27)
「襟裳岬灯台」。
明治22年(1889)初点灯。
「日本の灯台50選」にも選ばれている。
写真をクリックすると、「襟裳岬灯台」の
拡大写真(450x600)が表示されます。
2011/9/7(8:29,8:29)
「襟裳岬」の歌碑。
左は、「森進一」が歌い、1974年第16回日本レコード大賞を受賞した曲の歌碑で、
1997年建立。
右は、「島倉千代子」が歌った曲の歌碑で、1971年建立。
「襟裳岬」を一躍有名にした森進一の「襟裳岬」の曲が大ヒットする以前から、
島倉千代子の歌碑は、ここに建立されていたのである。
2011/9/7(8:42)
「襟裳岬」から更に南に延びる「岩礁群」。
2011/9/7(8:45)
「襟裳岬展望台」から見下ろす「ゼニガタアザラシ」の生息地。
「襟裳岬」は、日本最大の「ゼニガタアザラシ」生息地で、周辺には約400頭の「ゼニガタアザラシ」が生息するという。
また、運がよければ「ラッコ」の姿を見ることもできる。
なお、「風の館」の「展望襟裳岬」は館内にあり、ガラス越しに同様の展望が楽しめるが、この写真を撮影している展望台は、
「風の館」の屋上にあり、ガラスを通さない景色を楽しむことができる。
2011/9/7(8:50)
「御製碑(天皇陛下のお歌の碑)」。
2006年の天皇・皇后行幸啓で、襟裳岬の緑化
事業を視察されたときの印象を詠まれたという歌
「吹きすさぶ海風に耐えし黒松を
永年かけて人ら育てぬ」が刻まれている。
2011/9/7(8:51)
「襟裳岬」最南端へと続く遊歩道。
遊歩道から岬先端の海岸に降りると,見事な
礫岩、砂岩互層が露出し、中には2mを超える
花崗岩礫を見ることができるという。
2011/9/7(8:55)
「襟裳岬」から西に続く海岸線。
撮影場所は、「襟裳岬灯台」の裏(西側)を
通って駐車場へと続く遊歩道なのだが、ここに
遊歩道があることに気づかない人が多いのでは
ないだろうか。
雰囲気のよい道なので、行かれた際には
「灯台」の裏にも遊歩道があるということを
思い出して頂ければと思う。
写真をクリックすると、「襟裳岬西海岸」の
拡大写真(450x600)が表示されます。
2011/9/7(8:50)
「襟裳岬」から見る北側の景色。
左に「襟裳岬灯台」の頭部分が見えている。灯台から少し離れたところにあるのが、古代ギリシャの伝説の楽器、「エオリアンハープ」。
「エオリアンハープ」の下は、螺旋階段なっていて、ここから「風の館」の中に入ることができる。
右に見えるのが、「百人浜」へと続く「襟裳岬」の東海岸。

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