大雪山
(姿見の池自然探勝路)

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2013/6/17(7:40,7:45)
「旭岳ロープウェイ山麓駅」と、ロープウェイ出発直後の景色。
「大雪山」は、北海道中央部にある火山群の名称であり、その最高峰が、「旭岳」である。
本ページでは、「旭岳」西側の登山口となる、「旭岳ロープウェイ姿見駅」から「姿見の池」までの間を
一周する約1時間の散策路「姿見の池自然探勝路」を紹介する。
右の写真には、「旭岳ロープウェイ山麓駅」周囲の、「勇駒別湿原」が写る。
2013/6/17(7:48)
ロープウェイから見る前方の景色。
中央の山が「旭岳(標高:2,291m)」。
このロープウェイは、101人乗りで、水平長2,308m、
高低差489.32mを、約10分で運んでくれる。
2013/6/17(7:50)
ロープウェイから見る右(東)方向の景色。
「トムラウシ山」や、「十勝岳連峰」の姿が望める。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2013/6/17(7:54)
「旭岳ロープウェイ姿見駅」。
シーズン中には、ロープウェイを降りた場所で、
監視員によるレクチャーが行われ、その時期に
見られる動植物や、登山情報などを教えてくれる。
「3分レクチャー」と書かれた台の上には、「姿見周辺
散策マップ」も置かれていた。
写真をクリックすると「周辺散策路図(800x600)」が
表示されます。
なお、この「周辺散策路図」に書かれている「緑色の丸」
が展望台の場所で、中に書かれている数字が、
展望台の番号である。
2013/6/17(7:56)
「姿見駅」展望テラスから見る「旭岳」。
「姿見駅」の標高は、1,600m。
駅から見る「大雪山」の山は、先住民のアイヌの人達が
「カムイミンタラ(神々の遊ぶ庭)」と呼ぶ、雄大な景色が
広がる。
この後、「姿見駅」から「夫婦池」を経由して「姿見の池」
までが約1km。そして、「姿見の池」から直接「姿見駅」に
戻る約700m。合計で約1.7km、約1時間の
「姿見の池自然探勝路」を歩く。
2013/6/17(7:57)
「姿見駅」には、前日の情報として、「積雪120cm、
池はまだ雪の下です」とあり、探勝路も当然雪の下。
コース両側に張られたロープに沿って歩く。
なお、この日は軽登山靴であったが、注意して歩けば
「アイゼン」を装着しなくても、特に問題はなかった。
また「姿見駅」には、「レンタル長靴」が用意されている。
2013/6/17(8:01)
少し登ったところで振り返って見る「姿見駅」。
「姿見の池自然探勝路」では、ほとんどの場所から
駅横に立つ鉄塔が見えるため、霧に巻かれるような
ことがなければ、「姿見駅」の場所を確認することが
できる。
2013/6/17(8:01)
少し登ったところで前方に見る「旭岳」。
2013/6/17(8:07)
「第1展望台」で見る西方向の景色。
写真ほぼ中央に「姿見駅」。「姿見駅」の左方向に、「トムラウシ山」と「十勝岳連峰」。「姿見駅」の右奥には「忠別湖」が見えている。
なお、7時54分の写真をクリックして表示される「周辺散策路図」で、「緑色の丸」の中に「1」と書かれているのが「第1展望台」の場所である。
2013/6/17(8:04)
「第1展望台」の下にて。
写真を左に10m程で、「第一展望台」。
前方は「安足間岳」から「当麻乗越」へと続く尾根。
2013/6/17(8:16)
「第2展望台」。
2013/6/17(8:17)
「第2展望台」から見る「旭岳」。
手前に白く点在するのは「キバナシャクナゲ」。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2013/6/17(8:17)
「第2展望台」から見る「当麻岳」方向の景色。
すぐ下には「第3展望台」も見えている。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2013/6/17(8:19)
「キバナシャクナゲ」。
「夫婦池」周辺から「姿見の池」の間では、
「キバナシャクナゲ」の花が多く見られた。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2013/6/17(8:21)
「第3展望台」。
6月上旬になると、「姿見の池」周辺のハイマツ帯には、
スズメ目アトリ科の鳥「ギンザンマシコ」が訪れるという。
展望台には、この鳥を観察するための望遠鏡が並んで
いた。
2013/6/17(8:23)
「第3展望台」から見る「旭岳」。
写真中央右の雪のない「ハイマツ帯」に、この後歩く
探勝路がある。
探勝路の左に「鏡池」、右には「すり鉢池」があり、
合わせて「夫婦池」と呼ばれるが、この日「鏡池」は、
完全に雪で覆われている。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2013/6/17(8:24)
「チングルマ」。
「チングルマ」の名は、花が散った後の綿毛が、
「風車」に似ることから「稚児車(ちごぐるま)」が
転じて付けられたという。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2013/6/17(8:25)
「すり鉢池」。
雪の中の「すり鉢池」は、神秘的であった。
池の奥、左右に一段高い所には、左に「第2展望台」、
右に「第3展望台」がある。
写真をクリックすると「夫婦池」の案内板(800x600)が
表示されます。
2013/6/17(8:28)
「第4展望台」付近から見下す「すり鉢池」。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2013/6/17(8:30)
「第4展望台」。
奥に写るのは「十勝岳連峰」。
2013/6/17(8:33)
「エゾノツガザクラ」。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2013/6/17(8:31)
「第4展望台」から撮る「当麻岳」と「旭岳」。
2013/6/17(8:35)
「周氷河地形」の案内板。
「大雪山」の山頂や稜線では、厳しい寒さで大地が
凍結することが原因で「周氷河地形」という特殊な地形が
でき上がるとある。
写真をクリックすると「周氷河地形」の案内板(800x600)が
表示されます。
2013/6/17(8:38)
「第4展望台」から「噴気孔」に向かう途中で見る
「十勝岳連峰」。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2013/6/17(8:41)
「ミネズオウ」。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2013/6/17(8:48)
「噴気孔」の近くから見る「旭岳」。
眼前の「旭岳の地獄谷」は、約600年前の爆発で
山頂部が崩落してできたとある。
写真をクリックすると「旭岳の大崩落」の案内板が
表示(800x600)されます。
2013/6/17(8:52)
「姿見の池」。
池のほとんどは雪で覆われているが、周囲から
解けていく様子を見ることができた。
2013/6/17(8:53)
「姿見展望台」。
雪が解ければ「姿見の池」と「旭岳」のコラボレーションを
見ることができる。
2013/6/17(8:55)
「第5展望台」から見る「旭岳」。
右に写るのは、遭難者の霊魂を慰めるとともに濃霧や
吹雪等で方向を見失った登山者に「姿見の池」の場所を
教えるために建てられたという「愛の鐘」。
写真をクリックすると「愛の鐘」の案内板(600x600)が
表示されます。
2013/6/17(8:57)
「旭岳石室」。
小屋は管理人が常駐しない「緊急避難小屋」であり、
休憩は可能だが、トイレがなく宿泊もできない。
近くの案内板には「旭岳の頂上まで約2km、2時間」と
ある。
2013/6/17(8:57)
「旭岳ロープウェイ姿見駅」に向かう。
この写真では、はっきりしないが前方には「姿見駅」横に
立つ鉄塔が見えている。
2013/6/17(9:11)
「旭岳ロープウェイ姿見駅」付近から4.5倍ズームで撮る
「十勝岳連峰」。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2013/6/17(9:28)
「旭岳ロープウェイ姿見駅」出発直前に見る前方の景色。
2013/6/17(9:36)
「旭岳ロープウェイ山麓駅」到着前に見る「勇駒別湿原」。
改めてこのページの写真を見ると、「姿見駅」を出た所と
「第3展望台」以外には、人の姿がないことに気づく。
この日、平日の月曜日ではあったが、往復のロープ
ウェイも貸し切りであった。

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