猿橋

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2011/7/6(14:08)
「猿橋公園」。
「猿橋」の名前は、中央自動車道の渋滞情報で、
「猿橋バス停を先頭に..」と聞いたことのある人
は多いであろう。本ページでは、この「猿橋バス
停」から直線で500m程離れた所にある、
「日本三奇橋」の一つといわれる「猿橋」という
橋を紹介する。

2011/7/6(14:14,14:16)
「アジサイ遊歩道」。
「猿橋」に一番近い駐車場は、駐車台数が少ないため、300m程離れた「郷土資料館」に隣接する
駐車場を利用した。
「郷土資料館」のすぐ隣が「猿橋公園」で、この「猿橋公園」と「猿橋」を結ぶ遊歩道が「アジサイ
遊歩道」である。幸運なことに、この日は「紫陽花」が満開状態であった。
右の写真にある標識には「猿橋 徒歩200m」とある。

2011/7/6(14:08)
「猿橋公園」から「猿橋」の方向を見る。
左の建物が「トイレ」。写真の右には「郷土資料館」と駐車場がある。
JRの「猿橋駅」は、この写真を撮っている背中の方向に直線で800m程の場所にある。
2011/7/6(14:18,14:19,14:20)
「アジサイ遊歩道」に咲く「紫陽花」。
2011/7/6(14:20)
「アジサイ遊歩道」。
「紫陽花」が咲いていたせいもあるのだろうが、大変に気持ちのよい遊歩道であった。
2011/7/6(14:22)
「桂川」。
「桂川」は、「相模川水系」の上流に位置し、
この下流で「相模湖」「津久井湖」を通り、
名前を「相模川」「馬入川」と変え、「相模湾」
へと注ぐ。
「アジサイ遊歩道」を「猿橋」に向かって
歩くと、左側を「桂川」が流れる。
2011/7/6(14:26)
階段を登れば「猿橋」である。
2011/7/6(14:29)
「猿橋」。
「猿橋」は、長さ30.9m、幅3.3m、
水面からの高さ30m。現在では、日本で唯一
現存する「刎橋(はねばし)」である。
(「刎橋」については、14時34分の写真で
説明しています)
2011/7/6(14:30)
南側(右岸)から見る「猿橋」。
2011/7/6(14:30)
「名勝 猿橋」の説明版。
「猿橋」は、昭和7年に付近の大断崖と植生を
含めて、国の名勝に指定されている。
現在の橋は、嘉永4年(1851)の出来形帳により、
昭和58年着工。翌59年完成とある。
写真をクリックすると、「名勝 猿橋」の
説明板が、拡大表示(800x500)されます。
2011/7/6(14:31)
「猿橋」の上から下流方向を見る。
見えている橋は、「八ツ沢発電所」の「第1号
水路橋」。この橋も国指定の「重要文化財」で
ある。
2011/7/6(14:32)
「猿橋」の上から上流方向を見る。
2011/7/6(14:34)
「猿橋」の「刎ね木」部分。
刎橋(はねばし)は、岸の岩盤に穴を開けて
「刎ね木」を斜めに差込み、その「刎ね木」の
上に次の「刎ね木」を重ねる。これを繰り返す
ことにより、「刎ね木」を川の中央に向け伸ばし
ていき、その上に板を乗せて橋にする江戸時代の
架橋形式である。猿橋では、「刎ね木」や横の柱
の上に屋根を付けて雨による腐食から保護して
いる。
2011/7/6(14:35)
「猿橋」の直前で見た標識に「名勝猿橋展望台」
とあったので、写真を右の方向に降りてみる。
2011/7/6(14:36)
急な階段を「桂川」に向かって降りる。
2011/7/6(14:37)
「名勝 猿橋展望台」。
この場所は、14時32分の写真奥左側で、木の葉に
隠れた場所である。「桂川」の流れを近くで見る
にはよいのだが、ここから「猿橋」の姿を写真に
撮ろうとする気にはならないような場所で
あった。
2011/7/6(14:41)
「山王宮」。
「猿橋」南側の広場にある。
「山王宮」では、山王(山の神)を祀り、
その神の使いを申(猿)としており、
「お申の神社」等とも呼ばれる。
2011/7/6(14:43)
「三猿塔」。
猿橋は、猿達が互いに手足をつないで懸橋の形と
なり両岸を往来したことにヒントを得て構築され
たとある。
写真をクリックすると、「三猿塔の由来」の
説明板が、拡大表示(600x442)されます。
2011/7/6(14:45)
「猿覚善大神」。
房州から甲州の身延山へと向かう日蓮聖人を
助けた猿達を祭神とし「猿覚善大神」として、
ここに奉祀するとある。
写真をクリックすると、「猿覚善大神御縁起」の
説明板が、拡大表示(600x450)されます。
2011/7/6(14:46)
「八ツ沢発電所 第1号水路橋」。
明治45年(1912)竣工。橋の長さ42.7m。
大支間を実現した初期鉄筋コンクリート造橋梁で
あり、平成17年、国の重要文化財に指定されて
いる。
写真をクリックすると、「第1号水路橋」の
説明板が、拡大表示(600x450)されます。
2011/7/6(14:50)
北側(左岸)から見る「猿橋」。
2011/7/6(14:51)
「猿橋」の上から見る「展望広場」。
「展望広場」は、「猿橋」の上流側右岸にあり、
14時29分と14時34分の写真は、この「展望広場」
から撮影。
2011/7/6(14:54)
14時26分撮影の階段途中から見る「桂川」。
この日は、釣りを楽しむ多くの人の姿が
見られた。
2011/7/6(14:54)
「猿橋溶岩流」。
「柱状節理」の状況がよく分かる。
場所は、「猿橋」から「猿橋公園」に向け歩くと
14時26分に撮影した写真に写る「階段」を降りた
左側にある。
写真をクリックすると、「猿橋溶岩流」が、
拡大表示(600x450)されます。
2011/7/6(14:55)
「猿橋溶岩流」。
この溶岩流は、約6000年前の「新富士火山
古期溶岩流」が、延々30kmの距離を「桂川」
に沿って流下してきた溶岩流の末端部とある。
写真をクリックすると、「猿橋溶岩流」の
説明板が、拡大表示(600x370)されます。
2011/7/6(14:57)
帰りの「アジサイ遊歩道」で見る「紫陽花」。
2011/7/6(15:01)
「アジサイ遊歩道」から国道20号線(甲州
街道)に向かう道への分岐。国道20号線の
方向には「猿橋町内」と書かれている。
2011/7/6(15:08)
「歴史散歩マップ」。
地図には、「七社権現立像」、「子の神古墳」、
「馬頭観音石仏群」等々、ちょっと見てみたいと
思ってしまうような言葉が並んでいる。
歴史に興味のある方は、この周辺を歩いてみる
のも面白そうである。
写真をクリックすると、「歴史散歩マップ」が、
拡大表示されます。この案内図は、1000x850
ピクセルあります。地図の文字を読みたいとき
には、画像をクリックし、スクロールバーを
ご利用下さい。
2011/7/6(15:09)
「大月市郷土資料館」。
1階「企画展示室」では、大月市出身の写真家
「白籏史朗」氏の写真がパネル展示されている。
2階の「常設展示室」では、大月市の歴史と
自然が歴史を追ってわかるような構成の展示が
されている。
有料だが、料金は安いので時間が許せば寄って
みるのもお勧めである。

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