大谷石の里
(南部散策)

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2017/1/11(12:12,12:13)
「市営大谷駐車場」と「大谷寺」の参道入口。
「大谷石の里」は、JR宇都宮駅から西に約7kmのところに位置し、柔らかく加工しやすいことから、
古くから石倉や外壁などの建材として多く使われ、最近では耐火性、蓄熱性の高さからパンや
ピザ等の石窯にも使われている「大谷石」の産地である。
古代ローマ遺跡を彷彿させる「大谷石地下採掘場跡」は、昭和54年(1979)、「大谷資料館」として
一般に公開されると共に、コンサートや映画の撮影等各種のイベントにも使用されている。
また、周辺には奇岩が点在する等、「大谷石の里」は、宇都宮の人気観光スポットとなっている。
本ページでは、「大谷寺」と「平和観音」を中心とする「大谷石の里」の南部を紹介する。
「市営大谷駐車場」を出て、県道188号「大谷観音線」を渡れば、「大谷寺」の参道入口で、
参道右の崖上には、奇岩「天狗の投げ石」が乗る。
右の写真をクリックすると「奇岩群(スルス岩・天狗の投げ石)」の案内板が表示されます。
この案内板は、800x800ピクセルあります。
案内板の文字を読みたいときには、表示された画像をクリックし、スクロールバーをご利用下さい。
2017/1/11(12:14)
「天狗の投石」。
崖の上には、今にも落ちそうに大岩が乗るが、
万が一の大地震でも落ちることのないよう、
対策は打ってあるようである。
写真をクリックすると4.5倍ズームで撮る
「天狗の投石」が表示(450x600)されます。
2017/1/11(12:17)
「大谷公園」。
正面に見えているのが「平和観音」。
この写真を撮るすぐ右手には、「スルス岩」が
立つのだが、この時は「平和観音」に気を取られ、
「スルス岩」の存在に気が付かなかったので、
「スルス岩」は、後ほど紹介する。
写真をクリックすると「大谷公園」の案内板が
表示されます。
この案内板は、600x800ピクセルあります。
案内板の文字を読みたいときには、表示された
画像をクリックし、スクロールバーをご利用下さい。
2017/1/11(12:18)
「大岩壁」。
江戸時代に始まり、昭和初期まで行われたという
「露天掘り」の採石場跡である。
写真をクリックすると近づいて撮る写真(600x450)が
表示されます。
2017/1/11(12:19)
「平和観音」。
身丈26.93m。
第二次世界大戦の戦没者の霊を弔い、
世界平和を祈念するため、戦後間もない
昭和23年(1948)から6年の歳月をかけて
完成したという。
写真をクリックすると縦に撮る「平和観音」が
表示(450x600)されます。
2017/1/11(12:21)
展望所への階段。
「平和観音」の胸の辺りには「展望所」が
設けられている。
写真をクリックすると「平和観音」の案内板が
表示されます。
この案内板は、800x800ピクセルあります。
案内板の文字を読みたいときには、表示された
画像をクリックし、スクロールバーをご利用下さい。
2017/1/11(12:23)
「平和観音」に設けられた展望所。
写真をクリックすると展望所から撮る
「平和観音」が表示(450x600)されます。
2017/1/11(12:25)
「親子がえる」。
「カエル」の後ろ姿に似る大岩で、案内板には
「向こうの石段の上からご覧ください」とある。
写真をクリックすると石段の上から撮る
「親子がえる」が表示(600x450)されます。
2017/1/11(12:28)
「スルス岩」。
「スルス」とは、「磨臼(すりうす)」が音変化
(発音しにくい音を話しやすく変化)したもので、
岩の中央に横方向に入る亀裂が、上臼と下臼を
擦り合わせ、そばや小麦等を挽く「磨臼(石臼)」の
形に見える。
写真をクリックすると拡大写真(450x600)が
表示されます。
2017/1/11(12:29)
「慰霊之塔」。
この塔は、大谷町の戦没者を慰霊するために
建てられたようであるが、確認できず。
2017/1/11(12:30)
「垣根掘り」の採石場跡。
案内版には、「天井部だけを残す垣根堀り」とある。
写真をクリックすると「大谷石の採石場跡」の
案内板が表示されます。
この案内板は、800x800ピクセルあります。
案内板の文字を読みたいときには、表示された
画像をクリックし、スクロールバーをご利用下さい。
2017/1/11(12:31)
大岩壁の間を「大谷寺」へと歩く。
2017/1/11(12:32)
「大谷寺」と「御止山」。
「大谷寺」は、赤塀で囲まれ、背後に
国の名称「御止山(おとめやま)」を背負う。
2017/1/11(12:34)
「大谷寺(大谷観音)」の山門。
2017/1/11(12:36,12:36)
「大谷寺」の境内。
「大谷寺」は、天台宗の寺院であり、山号は「天開山」。坂東三十三箇所の第19番札所に指定される。
本堂に入ると、正面岩壁の凝灰岩に彫られる本尊は、像高3.89mの「石造千手観音菩薩立像
(大谷観音)」で、これは、平安時代初期の作で日本最古の磨崖仏といわれる。
また、本堂左の建物の中にある壁面には、「石造伝釈迦三尊像(像高:3.54m)」、
「石造伝薬師三尊像(像高:1.15m)」、「石造伝阿弥陀三尊像(像高:2.66m)」が彫られ、
本尊と合せた、4組10体は、「大谷磨崖仏 10躯」として、国の重要文化財(彫刻)に指定されている。
建物内は撮影が禁止で、建物内の様子は紹介できないが、境内の案内版に貼られた「大谷観音」の
ポスターには、本尊の「千手観音立像」が載るので、このポスターを紹介する。
左の写真をクリックすると「大谷寺」の案内板に貼られた「大谷観音」のポスター(450x600)が表示されます。
右の写真をクリックすると縦に撮る写真(450x600)が表示されます。
2017/1/11(12:47)
「大谷寺」の庭園。
庭園の「白へび」には伝説が残されており、
昔、この池に住んでいた「毒蛇」は、人々を
困らせていたが、その話を聞いた「弘法大師」の
秘法により退治され、その後は「白へび」となり
「弁財天」にお仕えするようになったという。
写真をクリックすると「弁天堂」と「白へび」の
部分を切抜く画像(600x450)が表示されます。
2017/1/11(12:47)
「弁天堂」。
「弁財天」に参拝後、「白へび」の頭をさすると、
ご利益があるという。
写真をクリックすると「弁天堂と白へびの由来」の
案内版(800x600)が表示されます。
2017/1/11(12:49)
「浄土院」。
写真をクリックすると「石像」を切抜く
画像(600x450)が表示されます。
2017/1/11(12:50)
「庭園最奥部」。
「庭園」の最奥部には、「御止山」への
登山口と墓地がある。
「御止山」には、「大正天皇」が度々訪れており、
山頂には「行啓記念碑」が建つ。
写真をクリックすると「名勝 御止山」の
案内版(800x600)が表示されます。
2017/1/11(12:51)
「御止山」への登山口。
「片道15分」とある。
2017/1/11(12:54)
「宝物館」。
館内は、撮影禁止。
「大谷石」の歴史や文化に関する史料等を
紹介する他、「大谷寺」の洞窟から発見された
「大谷岩陰遺跡」の出土物も展示され、中には、
ほぼ完全な形で出土された縄文人の人骨も
展示されている。
2017/1/11(12:56)
「大谷寺」を出る。
帰りは、県道188号「大谷観音線」に出て、
「姿川」に沿って「市営大谷駐車場」に戻る。
2017/1/11(12:59)
「山本園大谷グランドセンター跡」。
昭和末期(1988)に廃業となったヘルスセンター跡で、
平成24年(2012)に公開された、石原さとみ主演の
映画「貞子3D」のロケ地として使われるなど、
廃墟ファンには人気の場所だが、無断立入は禁止で
入口には、「鎖」が張られる。
写真をクリックすると2.25倍ズームで撮る
「山本園大谷グランドセンターの廃墟建物」が
表示(600x450)されます。
2017/1/11(12:59)
「大谷元観音」。
県道188号「大谷観音線」沿いにある。
2017/1/11(13:03)
「市営大谷駐車場」に戻る。

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