川越まつり会館

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2014/4/16(10:56,10:57)
「川越まつり会館」裏の資材搬入口に描かれる「山車」の絵と「まごころ像」。
「蔵づくりの町並み」で知られ、小江戸とも呼ばれる埼玉県川越市で、毎年10月に行われる「川越まつり」は、
江戸「天下祭」を今に再現した山車行事で、精巧な人形を乗せた絢爛豪華で、高さ8mを越える大型山車が
蔵づくりの町並みの中を曳行(えいこう)される。
各町から繰り出した山車と山車が町中で出会うと、お互い正面を向け合い、囃子と舞いを競い合う場面では、
囃子が入り乱れ、曳き方衆の提灯が乱舞する光景は圧倒的な迫力があるという。
なお、市内には29台の山車があるが、各山車は自治会ごとの決済で1~2年置きにまつりに参加
(ただし、毎年参加する山車もあるという)、山車を出す年を「表祭り」、出さない年を「陰祭り」と呼び、
平成26年(2014)の川越まつりには、この内21台の山車が参加したという。
「川越まつり会館」では、まつりで実際に曳かれる山車2台を、定期的に入れ替えながら常設展示するとともに、
まつりの歴史を紹介、関連資料などを展示している。
左の写真、山車を入替える際等に使われるであろう資材搬入口には、山車の絵が描かれている。
右の写真は、会館横の休憩所にある「まごころ像(佐藤健次郎作)」。
2014/4/16(11:30)
正面から見る「川越まつり会館」。
建物の正面は、周囲の蔵造りの町並みに調和させた
デザインとなっている。
2014/4/16(10:58)
「エントランスホール」。
エントランスホールには、「時の鐘」「山車」等の模型が
展示されている。
2014/4/16(10:59)
「まつりに向かう路地」。
「エントランスホール」から「山車展示ホール」に向かう
通路は「まつりに向かう路地」と呼ばれ、まつり準備の
様子等が「川越唐桟」の染め抜きで紹介されている。
写真をクリックすると「川越唐桟」の染め抜きに描かれた
「縄打ちの様子」が表示(450x600)されます。
追記:「唐桟(とうざん)」とは、江戸時代に東南アジア
からもたらされた縞木綿のことで、紺地に朱、灰、青、
茶などの縦縞が入っている織物のこと。
細い綿糸を2本づつ引きそろえた双子糸で平織する
ことで、木綿なのに絹の様な風合いを持つという。
2014/4/16(11:00)
「まつりへの思い」。
「まつりへの思い」と呼ばれるコーナーでは、川越まつり
に携わる人々の様々な思いが紹介されている。
2014/4/16(11:00)
「会所に集う」。
「会所に集う」と呼ばれるコーナーでは、各町の祭礼
行事全般の執行本部となる「会所」が再現されている。
この「会所」は、神をお迎えする祭り宿で、
山車を出さない「陰祭り」でも設けられるという。
2014/4/16(11:02,11:07)
「山車展示ホール」の大型スクリーンと曳き方衆の舞いの様子。
「大型スクリーン」の上映時間は約6分で、20分おきに上映されている。
曳き方衆が付ける天狐、ヒョットコのお面は、後ろからのぞき込むと、舞手の視点から見た川越まつりの様子が
見える趣向になっている。
また、日曜・祝日には、この「展示ホール」で、お囃子の実演(約20分)が行われる。
2014/4/16(11:08)
建造中の「山車」。
「山車展示ホール」に展示されている。
「川越まつり」の山車は、上層に出る部分と人形が、
迫り上げ式になっており、これは高さ8mを越える
山車が、城の門を潜れるよう、高さを低くするために
考えられた仕掛けだという。
写真をクリックすると拡大写真(450x600)が
表示されます。
2014/4/16(11:10,11:10)
「山車展示ホール」に展示される2台の山車。
左は、宮下町の「日本武尊の山車」。山車は、昭和27年(1952)に造られ、昭和55年(1980)廻り舞台に
改造されている。人形は2代目で、平成元年(1989)に制作されたという。
右は、末広町の「高砂の山車」。山車は、昭和25(1950)年に着工し、同年10月には仮の装のまま曳き始め、
昭和34年(1959)に完成。その後、昭和54年(1979)に金具を取り付け、現在の姿になっている。
人形は、昭和44年(1969)に制作されたという。
どちらも、写真をクリックすると拡大写真(450x600)が表示されます。
2014/4/16(11:16)
「山車展示ホール」。
写真左に「日本武尊の山車(宮下町)」、
右に「高砂の山車(末広町)」が展示される。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2014/4/16(11:17)
山車の「車輪」と「バール」。
展示コーナーを出た所に展示され、
車輪の向きを変えることのできない山車を
方向転換させる方法が説明されている。
2014/4/16(11:18)
「展示コーナー」。
右に展示されているのは、野田五町の「八幡太郎の
山車」に、平成2年(1990)から19年(2007)までの間
乗っていた初代「八幡太郎義家(源義家)」の人形。
2014/4/16(11:18,11:19,11:19)
「展示コーナー」では、川越まつりやお囃子の歴史を説明すると共に、関係資料等が展示されている。
2014/4/16(11:20)
「写真コンクール」。
「川越まつり」では、毎年写真コンクールが行われ、
入選作品は、1年間館内に展示される。
2014/4/16(11:21)
過去の「川越まつり」ポスター。
2014/4/16(11:22)
一番古くに造られた仲町の「羅陵王の山車」の模型。
仲町の「羅陵王の山車」は、川越で巡行する山車の中で
一番古く、文久2年(1862)に造られ、明治35年(1901)
には大改修されるが、現在でも現役で曳かれている。
2014/4/16(11:22)
連続テレビ小説「つばさ」のコーナー。
平成21年(2009)のNHK連続テレビ小説「つばさ」では、
川越が舞台になっており、このコーナーでは、
使用された小道具等が展示されている。
2014/4/16(11:24)
「視聴覚室」。
「視聴覚室」では、2種類の映像が流され、川越まつりの
歴史と、まつりへの様々な思いが紹介されている。
2014/4/16(11:25)
視聴覚室に展示される「素戔嗚尊」の人形。
昭和32年(1987)に制作され、西小仙波町の
「素戔嗚尊の山車」に乗っていた初代の人形で、
秩父神社の御神木「けやき」をくり抜いて造られた。
写真をクリックすると拡大写真(450x600)が
表示されます。

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