横浜港大さん橋

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2015/6/28(12:33,12:34)
「横浜港大さん橋」の入口と「大さん橋ふ頭ビル」。
横浜の海の玄関口として、国内や外国航路の大型客船なども発着。観光スポットとしても知られる
「横浜港大さん橋国際客船ターミナル(通称:横浜港大さん橋)」は、明治27年(1894)に作られた
鉄の「桟橋」を前身とし、船舶の巨大化や施設の老巧化等により、平成14年(2002)現在の「大さん橋」が
建設されたが、現在の建物は、構造的に「岸壁」であり、「桟橋」ではないため、正式名称をひらがな交じりの
「大さん橋」にしたという。
「大さん橋ふ頭ビル」は、「横浜港大さん橋」の入口に建ち、その形からも目立つ存在のビルだが、
基本的には、「横浜港振興協会」などが入るオフィスビルで、観光目的のビルではない。
但し、クルーズ船の発着場にもなっているため、中には売店があり、休憩用の椅子もあるという。
左の写真をクリックすると「大型客船」が停泊しているときの写真と並べた画像(975x365)が表示されます。
「大型客船」が停泊している日は、平日の水曜日。そして、この日は週末の日曜日。
人や車の数の違いにも着目して下さい。
2015/6/28(12:54)
「秋元不死男の句碑」。
「大さん橋ふ頭ビル」の入口脇に立ち、
碑には、「北欧の船腹垂るる冬鷗」と刻まれる。
「秋元不死男」は、横浜市生まれの俳人で、横浜港を
詠った俳人として知られる。
元々、この句碑は「旧大さん橋」に立てられていたが、
「大さん橋」の改修に伴い、この地に移されたという。
2015/6/28(12:54,12:55)
旧大さん橋を支えた「螺旋杭」。
「大さん橋ふ頭ビル」の入口脇(写真左)とビルの横(写真右)に展示されており、
「旧大さん橋」は、下端に螺旋状の円盤が付いた「杭」により支えられていたとある。
右の写真をクリックすると「螺旋杭」の案内板(800x600)が表示されます。
2015/6/28(12:34)
「大さん橋」屋上へと向かう。
「大さん橋」の建物2階や屋上の床は、ブラジル産の
「イペ材(ノウゼンカツラ科)」を使用。船の甲板を
イメージしたウッドデッキ仕上げとなっている。
この「イペ材」は、水にも沈むほどの、硬い木材なの
だが、紫外線や風雨により表面に細かい「トゲ」が出て、
この「トゲ」が子供に刺さる事故が多発している
とのことで、周囲の案内板には「トゲに注意」とある。
2015/6/28(12:36)
「交通広場」と「大さん橋」の2階入口。
「大さん橋」の建物1階は、約400台の普通車や
大型バスを収容する駐車場。
2階は、出入国ロビーと、その関連施設。最奥部には、
最大1,200名を収容する「大さん橋ホール」がある。
屋上は、「送迎デッキ」と「屋上広場」になっており、
「大さん橋」全体を大きなクジラに見立て、この屋上は、
「くじらのせなか」の愛称で呼ばれている。
写真をクリックすると「大さん橋国際客船ターミナル」の
案内板が表示されます。
この案内板は、1,200x900ピクセルあります。
案内板の文字を読みたいときには、表示された画像を
クリックし、スクロールバーをご利用下さい。
2015/6/28(12:39)
屋上広場から見る「横浜ベイブリッジ」。
外国からの船が横浜港に入港するとき、必ず通過する
「横浜ベイブリッジ」。この橋の水面から桁下までの
高さは55m。水面からの高さが56.6mある
「クイーン・エリザベス号」が、横浜港に入出港した時は、
海面が2mほど下がる干潮時を狙ったという。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2015/6/28(12:42)
屋上広場から見る「氷川丸」と「横浜マリンタワー」。
「氷川丸」は、昭和4年(1929)に進水した11,622㌧の
貨客船で、戦前の大型貨客船としては、世界で唯一
現存する貨客船である。
昭和36年(1961)以降、この山下公園前に係留され、
この日現在、博物館船として一般公開されている。
「横浜マリンタワー」は、高さが106m。
横浜港開港150周年の平成21年(2009)に外観や
内装をリニューアル。これを機に、灯台としての機能は、
終了している。
2015/6/28(12:43)
屋上広場から見る「赤レンガ倉庫」。
2015/6/28(12:45)
「屋上広場(くじらのせなか)」。
全長430m。天然芝と船の甲板をイメージしたという
ウッドデッキ仕上げで、24時間無料開放されており、
夜景観賞スポットとしても知られる。
2015/6/28(12:47)
「大さん橋」の建物2階。
建物2階の「出入国ロビー」には、店舗、レストランの他、
外国からの船のため、税関や検疫などを行う
CIQプラザがある。
また、屋上の「くじらのせなか」に対し、「くじらのおなか」
と呼ばれることもある。
写真は、「木のおもちゃ うく・ぬーた」作の
「積み木で作る横浜港」。
ここから下は、平成27年(2015)8月19日、
大型客船「ダイヤモンド・プリンセス」と「飛鳥Ⅱ」が停泊しているときの写真です。
2015/8/19(10:58)
「赤レンガパーク」から見る「横浜港」。
左の「横浜海上防災基地」には、海上保安庁最大級の巡視船「あきつしま(総トン数約6,500㌧)」が停泊する。
右の「大さん橋」には、大型客船「飛鳥Ⅱ(手前)」と「ダイヤモンド・プリンセス(奥)」が停泊する。
2015/8/19(10:58)
「赤レンガパーク」から見る「大さん橋」。
2015/8/19(11:14)
「象の鼻パーク」から見る「大さん橋」。
写真中央右には、「象の鼻防波堤」が写る。
なお、この日「象の鼻パーク」は、工事を行っており、
パーク内を歩くことはできなかった。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2015/8/19(11:14)
「象の鼻パーク」から見る「ダイヤモンド・プリンセス」。
手前の船は、横浜クルーズ船「ロイヤルウイング」。
イギリス船籍の「ダイヤモンド・プリンセス」は、日本で
建造された最大の客船で、総トン数115,875㌧、
全長290m、全幅37.5m、乗客定員1,706人、
乗組員数1,100人という。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2015/8/19(11:14)
「象の鼻パーク」から見る「飛鳥Ⅱ」。
日本船籍で横浜港を母港とする「飛鳥Ⅱ」は、
総トン数50,142㌧、全長241m、全幅29.6m、
乗客定員872人、乗組員数約470人という。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2015/8/19(11:24)
「大さん橋」の入口。
写真をクリックすると「大型客船」が停泊していない
ときの写真と並べた画像(975x365)が表示されます。
「大型客船」が停泊していない日は週末の日曜日。
そして、この日は平日の水曜日。人や車の数の違い
にも着目して下さい。
2015/8/19(11:28)
右舷後方から見る「飛鳥Ⅱ」。
この日は、朝「鳥羽港」から入港。一夜を、「夏の横浜
ワンナイトクルーズ」で過ごし、翌日夕方「長崎・釜山
クルーズ」として「長崎港」に向け出航予定であった。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2015/8/19(11:32,11:33,11:33)
「飛鳥Ⅱ」右舷の救命ボート。
救命ボートは、全艇が自走可能で通信装置や医薬品なども装備。収容人員は合わせて1,230人という。
この他にも、ゴムボートや救命筏が備えられており、例え船が傾き片側の救命ボートしか使用できないような状況でも、
全員の避難が可能だという。
2015/8/19(11:34)
「飛鳥Ⅱ」に接続された「ボーディング・ブリッジ」。
飛行場の「ボーディング・ブリッジ」と異なるのは、
潮汐や波浪による船体の動きに追従できる機能が
付いているという。
2015/8/19(11:35)
「飛鳥Ⅱ」の船窓清掃の様子。
ホースの先端を、水が横の方向に飛ぶように丸い形に
結び、そのホースを下に垂らして窓に水をかけていた。
この方法で、全ての窓を掃除するとは思えず、何らかの
理由で、一部窓の清掃を行っていたのであろう。
写真をクリックすると更に下の窓を清掃する
写真(450x600)が表示されます。
2015/8/19(11:36)
「ダイヤモンド・プリンセス」。
とにかく巨大である。横に救命ボートが無ければ、
横長のビルが建っているようである。
全長290mであるから、もし船を垂直に立てることが
できたなら、それは「横浜ランドマークタワー」と、
ほぼ同じ大きさ(高さ)ということになる。
言い方を変えれば、「横浜ランドマークタワー」が
横倒しになって海に浮かんでいるのである。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2015/8/19(11:37)
右舷前方から見る「飛鳥Ⅱ」。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2015/8/19(11:42,11:48)
右舷後方から見る「ダイヤモンド・プリンセス」。
この日は、早朝「名古屋港」から入港。この日の夕方「たっぷり北海道周遊とサハリン」として
「釧路港」に向け出航予定であった。
右の写真をクリックすると拡大写真(600x450)が表示されます。
2015/8/19(11:43)
「大さん橋」の先端から陸に向け撮影。
「大さん橋」の岸壁の長さは、450m。水深は、10~12mあり、3万㌧クラスの客船であれば、左右に2隻ずつの
計4隻が同時に着岸できる。
また、この日のように、3万㌧を越える大型客船でも、左右に1隻ずつの計2隻の同時着岸が可能である。
2015/8/19(11:50,11:54)
「ダイヤモンド・プリンセス」右舷の救命ボート。
乗船客乗員の定員以上の人員を収容できる救命ボートを積載しているという。
詳細は確認できなかったが、通信装置等の装備も、「飛鳥Ⅱ」と同等レベルで備えているであろう。
また、直接接岸できない小さな港等では、沖合に停泊し、数台の救命ボートで乗船客をピストン輸送するという。
2015/8/19(11:58)
「ダイヤモンド・プリンセス」に接続された
「ボーディング・ブリッジ」。
2015/8/19(12:01)
「大さん橋」の陸側から先端に向け撮影。
2015/8/19(11:59)
右舷前方から見る「ダイヤモンド・プリンセス」。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2015/8/19(12:00)
「フォトウエディング」。
「フォトウエディング」なのだろうか?。
私たちの時代には、想像もできなかった結婚式の
形態であるが、結婚式や結婚披露宴などは行わず、
写真だけを撮るのが、「フォトウエディング」。
慌ただしい結婚式の日を避けて、事前に屋外で写真を
撮るのを「ロケーションフォト」等と呼ぶそうである。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2015/8/19(12:05)
「乗船ゲート」?。
「大さん橋」の建物2階である。
奥に写る船は「ダイヤモンド・プリンセス」。
写真に写るのは、大型客船着岸時に、短時間で
大勢の乗船客をチェックするために設けられた
臨時の乗船ゲートと思うのだが、真偽は不明である。

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