田谷の洞窟
(田谷山瑜伽洞)

この下にある「プルダウンメニュー」が表示されない場合は、ページ最下行にあるハイパーリンクをご利用下さい。





2023/9/27(13:11)
「田谷の洞窟(田谷山瑜伽洞)」。
「田谷の洞窟」は、JR東日本と湘南モノレールの「大船駅」から北北西に直線で約1.7km。
県道23号(環状4号線)の「田谷交差点」から北(戸塚・金井方面)に300m程入った
真言宗大覚寺派「田谷山 定泉寺」の境内にある。
正式名を「田谷山瑜伽洞(たやさんゆがどう)」。
鎌倉時代初期に開創された、元鶴ヶ岡二十五坊の修禅道場(人工洞窟)である。
鎌倉時代から江戸時代にかけて適時拡張された総延長約570m上下三段になった洞窟に造られた
ドーム状空間や壁面には、当時の行者の手により刻まれた浮彫のレリーフ250余点があり、
そこに刻まれる日本3大霊場と四国お遍路の写し霊場や高野山奥の院の写し廟等、
洞内を歩くことで、本尊一願弘法大師と日本全国188の札所を巡礼したことになるという。
洞内は、現在でも修行の場として厳粛な宗教空間であり、参拝の場として公開。
騒ぐ等の不謹慎行為、ペットを連れての入洞は禁止。そして、写真撮影も禁止である。
従って本ページでは、「浮彫のレリーフ」を含め、洞内の写真を紹介することができない。
「浮彫レリーフ」の写真等詳細は「田谷山定泉寺」や「田谷の洞窟保存実行委員会」の
ホームページを参照願います。
2023/9/27(13:04)
真言宗大覚寺派「田谷山 定泉寺」入口。
入口に立つ看板には「四国西国坂東秩父札所総拝
田谷山瑜伽洞 定泉寺」とあり、駐車場は
「道路向い側の有料駐車場をご利用ください」
とある。
2023/9/27(13:04)
「駐車場」。
「陶芸・ガラス工房」の駐車場で、
料金ゲート等はなく「有料駐車場」には見えないが、
「駐車料は、お寺の受付けにお支払い下さい」
とある。
2023/9/27(13:07)
真言宗大覚寺派「田谷山 定泉寺」。
室町時代(天文元年)の開創。
本尊に厄除身代り阿弥陀如来・不動明王・
弘法大師をまつる。
洞窟の受付は、本堂にあり、
洞窟は、本堂の裏にある。
2023/9/27(13:10)
「洞窟入口」。
写真左には「手燭(蝋燭立て)」が置かれる。
洞内に電灯は整備されているものの、
灯りが届かない場所もある。
また、「蝋燭は佛様へのお灯明」とのことで、
洞内では、火を灯した蝋燭を立てた「手燭」を
手に進む。
拝観経路の長さは、約250mだが、
普通に歩いたのでは、蝋燭の火は消えてしまう。
このため、ゆっくり拝観。時間は30分程である。
【追記】
洞内に次々と現れる「浮彫レリーフ」は圧巻で皆素晴らしい。
これらは修行僧が「ノミ」を片手にお経を唱えながら彫ったという。
そのほとんどは観音像や羅漢像など、いわゆる宗教美術だが、
中には「足柄山の金太郎」を描いたものもある。
洞内の温度は一年を通し16~18度。夏は涼しく、冬は暖かい。
横浜に長く住む筆者は、何かで「田谷の洞窟」という名前は聞いたことがあるのだが、
訪れたことはなかった。
このような場所が観光地化するのは本望ではないが、「我が国では類を見ない
巨大な素掘りの人工地下空間」といわれる程の場所が、横浜(場所は、横浜市栄区)の
市内にもあるということを、多くの人(特に子供たち)に知ってもらい訪れることで、
重機など何もない時代に「どうして、こんなにすごいものが造れたのだろう」等々と
思いを巡られて頂ければと思う。

  旅の記録(神奈川県)に戻る

  旅の記録に戻る      Donichi’s HomePageに戻る